キング・ムエ佐藤会長がムエタイで勝つ為の100の法則をキング・ムエ日記に書いている。
ムエタイを知らない人にも知っている人にも読んで欲しい内容だ。
今回のサブタイトルは~パンチャーに対するディフェンス~
その⑦はこちら~セーンマニーの強さから見る、サウスポーの特性~
その14はこちら~メジャースタジアムのチャンピオンになるには?~
下記キング・ムエ日記より引用
ムエタイで勝つ為の100の法則15
~パンチャーに対するディフェンス~
いわゆる”ムエ・マッド”(パンチャー)に対してのディフェンスの話です。
特に日本のキックボクシングルールでは、パンチが上手な選手が多く、いかにディフェンスするか?を考えなければいけません。
まぁ、もっとも、純粋なディフェンスではなく、カウンター攻撃でディフェンスとするのも有効ですが、ここではちょっと置いておいて、純粋なディフェンスを考えたいと思います。
①ブロッキング、
②ダッキングやウィービング、
③パーリング、
④ステップワークでかわす、等々・・・
色々とディフェンステクニックがあると思いますが、
ムエタイではどれが一番有効か?
ムエタイとしてどれが一番”見た目”が良いか?
まず①のブロッキング、まずはこれが一番ですよね。ガードと置き換えても良いかもしれません。
②のダッキングやウィービング、これはムエタイではあまり見られません。頭を下げたりする行為はヒザを受けてしまったり、首を取られやすくなりますからね、組みのないルールならば良いかもしれませんが、ムエタイのルールでは使いづらいでしょう。
③のパーリング、まぁ、単発のジャブなどであれば有効でしょうけどねぇ。
④のステップワーク、有効ではあると思いますが、ムエタイの試合であまりステップワークを使い過ぎると”逃げ回っている”と見られかねません。
これは日本人・タイ人も関係ないと思いますが、やはり格闘技である以上、下がったり動き回ったりせず、勇敢に前に出る選手というのは人気がありますよね。
で、結局、どれは一番有効かは・・・人それぞれ、答えは出ません(苦笑)。
が、ムエタイを志すならば、ぜひ習得したいディフェンスがあります。
それは、前足払い、とでも呼べばいいのかわかりませんが、これです⇩
後半にノーンオーがよく使っていますが、パンチの打ち初めに相手の前足の内側にローというか、足払いを合わせるテクニック。
もちろん、すべてのタイミングで使えるわけではないと思いますが、もしこのディフェンスが出来る選手がいたら、「おっ!!」と思いますね。
梅野選手が実際やっているのを見て、やはりさすがだなぁと感心した覚えがあります。
このミット打ちにも出てきますね。
さぁ、明日から練習です(笑)。
5月5日(木)ラジャダムナンスタジアム興行「スック ソーソムマイ」メイン、ゴーンサックvsヨードレックペット戦。
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