【ムエタイ】キングムエ・会長 佐藤孝也のムエタイで勝つ為の100の法則〜その③〜

キング・ムエ佐藤会長がムエタイで勝つ為の100の法則をキング・ムエ日記に書いている。

ムエタイを知らない人にも知っている人にも読んで欲しい内容だ。

 

その①はこちら

その②はこちら

 

下記キング・ムエ日記より引用


ムエタイで勝つ為の100の法則③

ジムも明日5日(火)から通常営業ですので、

この「ムエタイで勝つ為の100の法則」も毎日更新ができなくなりますが、今日のパート3までは頑張って書きますね。

ムエタイについての間違った認識を説明しておりますが、昨日はパンチやローキックについて、今日はムエタイにおける第1、第2ラウンドの役割についてです。

「1、2ラウンドはポイントにならないから攻めなくていい」??

よく耳にしますよね。

これに関しては、正しいとも言えないし、あながち間違っているとも言えないし、そう単純なものではないのです。

まずは最初に説明した“ムエタイはギャンブルである”ということを考える必要があります。

ムエタイのギャンブルはどちらの選手が勝つか、に賭けるギャンブルです。

ただ、競馬のレースのように試合前に馬券を買うがごとく、胴元に掛け金を払って・・・というわけではなく、スタジアム内に居る客(ギャンブラー)同士が(もちろん元締め的な人物と賭けることもあります)、ラウンドごとに賭けあうシステムなのです。

重要なのは、ラウンドごとに賭ける、ということです。

一人の賭け屋さんがこのラウンドではAさんと、次のラウンドではBさんと賭けあう・・・大雑把に言うとこんな感じです。

ラウンドごとに賭ける、とすれば、やはり早いラウンドでは勝敗の行方が読みづらいので、賭けもなかなか動きません。

現在のムエタイは、良くも悪くも賭けの流れに左右されます。

そしてこれもよく言われることですが、“ムエタイでは第3、特に第4ラウンドが重要”

そりゃそうでしょう、最終ラウンドが近いのだから勝敗は見えやすい、賭けもここが活発になる。

賭けが活発になればなるほど、ほんの少しの動きで賭けの流れがすぐに変わる=勝敗が決まる。

だから重要なのです。

残念ながら、タイで行われるムエタイは全ラウンド均一のポイントではありません。

ひるがえって、1,2ラウンドは賭けの流れが低調、一つの攻撃がクリーンヒットしても、

「この程度なら後半に影響ないでしょ。」

とスルーされる確立が高い。

その意味で、“序盤はポイントにならない”という考え方は確実に間違いというワケではありません。

また、選手自身も関係者もそれがわかっていて、両選手とも3,4ラウンドに勝負を決めるつもりで体力温存、様子見を決め込む場合がよく見られます。

これがムエタイの大まかな戦いのパターンです。

が、しかし、ですね、

もちろん序盤からガンガン行くことがあります。特に、“試合前賭け率”がリードされている選手。

メジャースタジアムの試合では、その試合前にすでに賭け率が出ています。

この試合は、A選手がB選手に対して5対3で賭け率リード、とか。

試合の勝敗は賭け率に沿ったものがほとんどですから、リードされた方は序盤からガンガン攻めてポイントを奪う(賭け率をひっくり返す)しかありません。

自分的には、1,2ラウンドもある程度攻めさせた方が良いと考えています。

3,4ラウンドになればタイ人選手もポイントを獲りに出てくるわけですから、その前にある程度ダメージを与えておく、リズムを狂わせておく、賭け率をせめて五分にしておく。

我々のような外国人は、やはりテクニックやタイミングの取り方など、タイ人選手には敵わない部分も多い。

だとしたら、3,4ラウンドに行く前に何かアクションを起こす必要があると思うのです。

ただし、この序盤の攻撃をポイントにつなげたいのなら、やはり3,4ラウンドにも頑張るしかないのです。

3,4ラウンドに頑張って五分以上の展開に持っていければ、序盤の攻撃が実を結んだといえるでしょう。

日本人選手はローキックが上手で、キング・ムエの選手もローキックはしっかり練習させています。

1,2ラウンドでローキックを利かせればしめたもの。

でも注意が必要なのは、いくらローキックを利かせても、3,4ラウンドではローに的を絞ってはいけないということ。

本当に倒せる寸前ならいいと思いますが、3,4ラウンドでは首相撲やミドルキックの勝負をしないといけない。前回の“ムエタイらしさ”を表現しないといけないのです。

ローキックにこだわって、ミドルを蹴られたり首相撲でコントロールされてしまえば、ローキックのポイントはチャラになってしまうと考えたほうがいいでしょう。

1,2ラウンドをガンガン攻めてダメージを与えて、3,4ラウンドにはサッと作戦変更する・・・

自分たちがよく採用する作戦です。

“第1・第2ラウンドがポイントになるかどうかは、第3・第4ラウンド次第!”

ではないでしょうか。

次回は、「外国人はKO以外勝てない」??

について考えてみたいと思います。

次回からホントに不定期となりますのでご容赦ください。可能な限り、週1回程度の更新を考えておりますが・・・。

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2015年12月15日(火)ルンピニースタジアム「スック プンパンムアン」メイン、プラカーイペットVSペットムアンチョン戦。

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