【ムエタイ】ムエタイで勝つための100の法則11〜ムエタイ式計量の極意~

キング・ムエ佐藤会長がムエタイで勝つ為の100の法則をキング・ムエ日記に書いている。

ムエタイを知らない人にも知っている人にも読んで欲しい内容だ。

今回のサブタイトルは~ムエタイ式計量の極意~

その①はこちら

その②はこちら

その③はこちら

その④はこちら

その⑤はこちら

その⑥はこちら

その⑦はこちら~セーンマニーの強さから見る、サウスポーの特性~

その⑧はこちら~サウスポー攻略法を考える~

その⑨はこちら~反則であって反則じゃない?~

その⑩はこちら~地味だけど必ずポイントになる技~ 

 

下記キング・ムエ日記より引用


ムエタイで勝つ為の100の法則⑪
~ムエタイ式計量の極意~

階級制で行われるムエタイ、当然試合前に計量があります。

ムエタイの場合、日本のボクシングやキックボクシングのように、例えばフェザー級とかバンタム級とかきっちり階級を合わせるのではなく、両選手合意のポンド数で契約体重が決められます。

だから、タイ人選手は自分の獲得したタイトルをいう場合、

「フェザー級の・・・」

ではなく、

「126ポンドの・・・」

という言い方をします。

ポンドのほうが馴染みがあるんですね。

タイは選手層が格段に厚いので、わざわざ各階級に合わせなくてもマッチメイクできるわけです。

その契約体重、1ポンドや2ポンド違うだけで大きく影響します。

ムエタイはご存知の通り当日計量、計量から試合までの時間が長くても12時間程度しかありません。

しかしながら、当日計量だからと言って、ばっちり契約体重に合わせてくるかというと、実はそうではないのです。

ほとんどの選手は、1・2ポンドオーバーで最初の計量をします。
そして、その場で走ったりしてその1・2ポンドを落とすのです。

タイではこれが当たり前、ただし調整不足でもタイ人特有の”マイペンライ”でもありません。

なぜきっちりと契約体重に合わせてこないのか?ましてや当日計量なのに…?

これには賭けの要素が絡んでいるのです。

ずっと申し上げているように、ムエタイはスポーツや競技というよりはギャンブルという側面が大きい。

A選手とのB選手の実力が同じでどちらに賭けるか迷った場合、ギャンブラーは体格の大きい方に賭ける傾向にあります。

階級制の競技だから、少しでも体格の大きい方、体重の重い方に賭けるのです。

仮に、契約体重にきっちりと合わせて、1回目の計量でパスする選手がいたとしたら、その選手はギャンブラーから、

「あぁ、この選手はこの契約体重では簡単に体重落とせるんだ、契約体重からすると体格小さいよね」

と捉えられ、より体格が大きい(契約体重に合わせるのにちょっと苦労するくらいの)相手に賭けが流れるわけです。

試合前には必ず「試合前賭け率」が出ますから、その賭け率で不利になると、ひっくり返すのに若干苦労することになります。

こうしたことから、ほとんどの選手はオーバーで最初の計量を行うわけです。
すでに情報戦が始まっているのですよ。

そして、重要なのはこの後で、その契約体重までいかに落とすか、が注目されるのです。

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これはムエタイ情報サイト「ムエタイ2000」、先週木曜日の「スック ワンミッチャイ」の試合情報です。

契約体重がいくつで1回目の計量が何ポンドか、2回目が何ポンドか、しっかり記載されています。

ここまで見られているのです。

オーバー分の1・2ポンドをいかに上手にその場で落とすか、ここが選手の見せ所、要はその選手のベスト体重を決めるポイントなんですね。

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3月20日(日)ラジャダムナンスーパーファイトメイン、テープニミットvsナッタポン戦。

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