【ムエタイ】ムエタイで勝つための100の法則32~時代はテレビ中継??~

キング・ムエ佐藤孝也氏がムエタイで勝つ為の100の法則をキング・ムエ日記に書いている。

ムエタイを知らない人にも知っている人にも読んで欲しい内容だ。

今回のサブタイトルは~時代はテレビ中継??~

 
2017年3/26(日)「ムエタイで勝つ為の100の法則」第2回目のセミナーを開催!

 
その①はこちら

その②はこちら

その③はこちら

その④はこちら〜外国人はKO以外勝てない?〜

その⑤はこちら~海斗戦で見せたタナデーの試合運びの妙~

その⑥はこちら〜ムエタイはバランスの競技〜

その⑦はこちら~セーンマニーの強さから見る、サウスポーの特性~

その⑧はこちら~サウスポー攻略法を考える~

その⑨はこちら~反則であって反則じゃない?~

その⑩はこちら~地味だけど必ずポイントになる技~ 

その11はこちら〜ムエタイ式計量の極意~

その12はこちら~なぜ連打か?~

その13はこちら~ロープ際をどう考える?~

その14はこちら~メジャースタジアムのチャンピオンになるには?~

その15はこちら~パンチャーに対するディフェンス~

その16はこちら~グーにはパー、パーにはチョキ、チョキにはグー~

その17はこちら~ムエタイといえば・・・ヒジ打ち!~

その18はこちら~一流選手でもリズムが崩れると・・・~

その19はこちら~一番ダメなのは動きの美しさがないこと!?~

その20はこちら~7/29(金)福田海斗VSトゥッカターペット戦の判定について~

その21はこちら番外編 ~日本で行われるメジャースタジアム・タイトルマッチについて~

その22はこちら番外編 ~日本で行われるメジャースタジアム・タイトルマッチについて(中編)~

その23はこちら番外編 ~日本で行われるメジャースタジアム・タイトルマッチについて(後編)〜

その24はこちら~タイ人潰し・・・ローキックとフットワークの2段構え~

その25はこちら〜わかりにくい(と言われる)ムエタイの判定をわかり易く~

その26はこちら〜ムエタイのエッセンスがぎっしり詰まったこの試合~

その27はこちら~ボディを攻めろ!~

その28はこちら~対タイ人選手攻略に有効な技~

その29はこちら〜ワンチャローンKO負け!から何が見えるか?~

その30はこちら〜わかりにくい(と言われる)ムエタイの判定をわかり易く~

その31はこちら~目には目を、サウスポーにはサウスポーを~


~時代はテレビ中継??~

日本国内においても、例えば「KNOCKOUT」や「K-1」といったビックプロモーションでなくとも、様々なプロモーションが地上波であれCS放送であれ、テレビ中継を行なっています。

ニコニコ動画やAmebaなどでインターネット中継ってのもありますね。

会場に足を運ばなくても試合が見られるのは、ファンにとっては嬉しいこと。

ムエタイでも近年、

テレビで試合中継する、いわゆるテレビマッチが増えてきています。

基本的に平日興行はメジャー選手が出場し、賭けも活発なのでテレビ中継することはありません。
テレビマッチは土日が中心です。

現在、定期開催しているテレビマッチは土日合わせて、10番組近くあります。

外国人も多く出場する「MAX MUAYTHAI」や、サシプラパージムのドン・タクーン氏が手がける「ムエタイエクストリーム」もTV中継があり、TV中継全盛とも言える最近のムエタイシーンです。

やはり一番メジャーなテレビマッチと言えば、

「スック ムエタイジェッシー」

いわゆる ”7チャンネル”、BBTV(Bangkok broadcasting and TV company)という言い方の方がわかりやすいかもしれませんね。日曜日午後からの定番です。

ギャットペットプロモーションの総本山でタイ全土で視聴されており、激しい打ち合いもあって人気があります。

金曜日の「スック ムエムンワンスック」、日曜日昼の「ムエディー ヴィーティータイ」はペッティンディプロモーション、

日曜日の「ヨードムエ タイラットTV」はソンチャイプロモーション、

土曜日の「TKO」はギャットペットプロモーション、

最近スタートした日曜日の夕方「ムエタイレボリューション」はギャットペット系とソンチャイ系の合同、

日曜日の夕方「スック コムチャットレック」はジットムアンノン、

それぞれテレビ興行を開催しており、激しい視聴率競争となっていますね。

で、

最近のテレビマッチ隆盛の背景は何か?

なんですが、

やはりメジャースタジアムの客入り衰退があげられますね。

悪く言えばギャンブラーが支配しているような、そんな雰囲気のムエタイが時代にそぐわなくなってきているかもしれません。

もちろんテレビマッチであっても、賭けは存在します。
場内にギャンブラーもいるでしょう。ただ、賭けはテレビ越しでもできるわけで、わざわざテレビマッチの会場に行かなくても可能です。

言ってみれば、ギャンブラーのプレッシャーが少ない、ということでしょうか。

だからこそ、打ち合いや激しい試合ができる。

タイ人であれ外国人であれ、激しい試合や打ち合う試合は好きに決まっているわけで、みんな観るのです。

視聴率が上がれば、それだけ企業スポンサーの収入が見越せる。

こちらの興行モデルの方がいいというわけです。

とは言ってもですね、

やはり本当のトップ選手が出場するのはTV中継のない平日興行。

メジャースタジアム側も、客入りの減少に対しただ手をこまねいているわけではなくて、あの手この手を使って集客に力を入れています。

一番の策としては、やはり良いマッチメイクでしょう。

各プロモーションが横断的に選手を貸し借りして、平日興行でしか出来ないマッチメイクを提供すれば、客入りも戻ってきます。最近の平日興行ビックマッチは、そのような魅力的なマッチメイクが多い。

明日24日のルンピニースタジアム「スック ペットギャットペット」ビックマッチの第5試合、ワンチャローン(ギャットペット系)vsアッチャナイ(ペッティンディー系)戦なんていうのはなかなか見られなかったカードです。

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24日(火)ルンピニースタジアム「スック ペットギャットペット」興行第5試合、ワンチャローンvsアッチャナイ戦のWEBポスター

ムエタイもレベルが落ちてきて、衰退して・・・なんて耳にすることがありますが、ムエタイ界にはこうしたダイナミズムがあって、時代に合わせて変化していくのかもしれませんね。

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