【ムエタイ】ムエタイで勝つ為の100の法則14~メジャースタジアムのチャンピオンになるには?~

キング・ムエ佐藤会長がムエタイで勝つ為の100の法則をキング・ムエ日記に書いている。

ムエタイを知らない人にも知っている人にも読んで欲しい内容だ。

今回のサブタイトルは~メジャースタジアムのチャンピオンになるには?~

 

その①はこちら

その②はこちら

その③はこちら

その④はこちら〜外国人はKO以外勝てない?〜

その⑤はこちら~海斗戦で見せたタナデーの試合運びの妙~

その⑥はこちら〜ムエタイはバランスの競技〜

その⑦はこちら~セーンマニーの強さから見る、サウスポーの特性~

その⑧はこちら~サウスポー攻略法を考える~

その⑨はこちら~反則であって反則じゃない?~

その⑩はこちら~地味だけど必ずポイントになる技~ 

その11はこちら〜ムエタイ式計量の極意~

その12はこちら~なぜ連打か?~

その13はこちら~ロープ際をどう考える?~

 

下記キング・ムエ日記より引用


ムエタイで勝つ為の100の法則14

 

ムエタイの4大メジャースタジアムと言われるのが、

ルンピニースタジアム

ラジャダムナンスタジアム

オムノーイスタジアム

チャンネル7スタジアム

ですが、実はそれぞれに特徴があります。

特徴というか、スタジアムごとにプロモーターのグループがあり、時には対立しながら時には協力しながら ”ムエタイ” を盛り上げています。

現在のムエタイプロモーションには大きく分けて3つのグループがあります。

ペッティンディーグループ

ギャットペットグループ

パランマイグループ

それに重鎮のソンチャイプロモーションもいまだ大きな力を持っていますね。

最近、特に動きが活発なのがルンピニースタジアム。

昨年末のルンピニー創立記念興行でペッティンディーグループのボス・シアナオ氏が引退したのをきっかけに、ギャットペットグループが勢力を伸ばし、

スック R-エアライン

スック ペットギャットペット(史上初の女性プロモーター)

スック PKセンチャイ

スック ルアンポンクンパディアウ

立て続けにギャットペットグループと関係の深いプロモーターが誕生しています。

そして、このギャットペットグループの総本山が、チャンネル7スタジアム。

ギャットペットグループは、ルンピニースタジアムとチャンネル7スタジアムを牛耳っていると言っても良いでしょう。

で、

やっと本題に入りますが、メジャースタジアムのチャンピオンになるには?という命題を叶えるには、まずそれそれのプロモーターと関係を持つことが必要となってきます。

まぁ、この辺りはタイ人関係者に任せておくしか方法がありませんが、自分が狙っている階級のチャンピオンを調べると良いでしょう。その選手がどこのジムでどこのプロモーションに所属しているのか、もし別のグループの選手であれば少々時間がかかったり、させてもらえない可能性もあります。

ここ数年、日本で行なわれるルンピニーやラジャダムナンのタイトルマッチ。

いい加減にうんざりしますが、実際、タイでタイトルマッチにたどり着くのは実力もさることながら、プロモーターとの信頼関係、ギャンブラーを満足させるだけの安心感、知名度、実績等々…気の遠くなるほどの積み重ねが必要なのです。

それがなぜ簡単に日本でできてしまうか、理由は・・・ご想像にお任せします。

ただ、タイのムエタイも実は一枚岩ではありません。

日本のプロモーションと同じように、いがみ合いや足を引っ張ることも多々あります。

タイトルを狙っていても、協力関係にないプロモーターの選手がチャンピオンだとタイトルマッチにこぎ着けるのが不可能かもしれません。

しかしながら、日本とは違う部分が一つだけあって、タイには ”ムエタイ”という名の下に最後は一つにまとまる、文化があります。

それはムエタイが競技として確立されていて、「ムエタイはひとつだけ」という考え方があるからでしょう。

日本もこのようにしてまとまれば良いのですが…。

ムエタイで勝つ為の100の法則、という路線からはちょっと脱線した内容かもしれませんが、ムエタイ業界の動きを把握しておくこともまた、勝つ為の必要なのかもしれませんよ。

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4月7日(木)「スック ペットヴィセット」ペットモラコットvsヨードパノムルン。

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