【K-1】武尊、対戦相手のビクトー・サラビアと「バチバチな戦いになる!」4/22(土)

【興行名】K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
【日 時】2017年4月22日(土)
【時 間】14:30開場 16:00開始
【場 所】国立代々木競技場第二体育館
【主 催】K-1実行委員会

 


4月22日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館大会で開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」のスーパーファイトでビクトー・サラビアと対戦する初代フェザー級王者・武尊のインタビューを公開!

――武尊選手にとって2017年最初の試合が4月の代々木大会に決まりました。昨年11月の初代フェザー級王座決定トーナメント以来の試合になります。右拳の怪我で試合間隔が空いてしまいましたが、試合がなかった期間はどう過ごしていましたか?

「僕は戦うことが大好きなので、試合が出来ない悔しさがあってフラストレーションが凄く溜まりましたね(苦笑)」

――いつ頃からスパーリングなど実戦練習をできるようになったのですか?

「最初は2カ月くらいでパンチが打てるようになると言われていたのですが、骨がくっついたあとも痛みがあったので、大事をとってスパーリングに復帰したのは3カ月くらい経ってからです。なので年が明けて1月の後半ぐらいに久々にスパーリングをやった感じですね」

――右拳を怪我している間も出来る範囲の練習は続けていたんですよね?

「はい。トーナメント後に右の拳が折れているのが分かって、大晦日の試合を出場辞退した後も『ギリギリ間に合ったら出場できないかな』と思って練習はずっとやっていました(笑)。なので、そんなにブランクが空いたって感覚はあんまりないですね」

――普段は出来ない練習をやったことで、成長している実感はありますか?

「はい。右のパンチが打てなかったので、左のパンチを凄く練習しましたし、ディフェンス面や蹴りの強化など、他の部分も見つめ直すことができました。スパーリングを再開してからも、右のパンチが思いっきり打てない分、違う技でペースを取ったり、倒すことを意識して練習していました。その結果、右のパンチ以外でも倒せる攻撃がどんどん増えているように感じますね。だからあとはそれを早く試合で試したいです」

――そして今回はアメリカのビクトー・サラビアと対戦が決まりました。サラビア選手の映像見て、どんな印象を持ちましたか?

「アグレッシブでガンガン前に出て距離を詰めてくる、ブルファイターのイメージですね。あとフックの打ち方が、僕の右フックに凄く似ていました。ダウンを取っているフックも、相手の攻撃に合わせてカウンターで思いっきり振るイメージのパンチだったので、自分に似ているなと。だからこれで打ち合いになったら面白いだろうと思いました」

――第一印象で自分と噛み合うと思ったんですね。

「そうですね。僕とファイトスタイルが似ていますよね。パワーがあって、思いっきりパンチを振るけど、蹴りも出来るみたいな感じですね」

――プロでの戦績は少ないですが、戦績以上に強いという感覚ですか?

「はい。サラビア選手はアマチュアの時から注目されていて、デビュー2戦目でチャンピオン(WBCムエタイ全米王者のアンディー・サイン)と戦って勝っている選手だと聞いてます。負けた試合もパンチで押していたのにヒジで切られて負けたみたいですし、数字では分からない強さがあると思います。しかもストリートファイトの経験が豊富ということで、そういうのも実戦経験のうちに入っていると思うんですね。なので、戦績以上に経験値がある選手だと思っています」

――武尊選手自身も戦っていて楽しくなりそうな相手ですか?

「気が強くて退かない相手なので、バチバチな戦いになりそうです」

――K-1としても4月の代々木大会が終わると、さいたまスーパーアリーナ(さいたまSA)での大会が続きます。武尊選手はさいたまSA大会についてはどんな想いがありますか?

「さいたまSAで戦えることは率直に嬉しいですね。ただここで喜んでいてはダメだなっていう気持ちもあります。僕はずっと『昔のK-1を越えたい』と言っているので、そういう意味ではまだまだこんなものじゃないと思うし、もっともっとK-1を大きくしないといけないという気持ちもあります。もっと先も見て最高の試合を見せていきたいですね」

――さいたまSAの会見で武尊選手からは「僕が2018年3月のメインイベントを務めます」という発言もありました。

「僕はデビューしてからずっとなんですけど、自分以上に目立っている選手がいたら純粋にムカつくんですよ(苦笑)。自分が一番目立ってないと気が済まない性格なので、その気持ちが試合に出ると思うし、その気持ちは誰よりも強いと思うので、自分が一番目立つ試合をしていきます。そして今年の試合が終わった時点で、来年3月のさいたまSA・メインアリーナ大会のメインイベンターは『武尊しかいないだろ!』って言わせます」

――では改めて今年はどんな試合をファンの皆さんに見せていきたいですか?

「今年はさいたまSA・メインアリーナ大会に向けて試合が続くと思います。他の選手も同じだと思いますが、その中で僕が一番輝いて最高の試合をして、『武尊はめちゃくちゃ強かった』と言われる1年にしたいです。そして毎年掲げている目標ですが、全試合KO勝利を成し遂げて、さいたまSA・メインアリーナ大会のメインイベントに繋げます」

(K-1リリースより © 2014.M-1 Sports Media)


K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(-65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

フェザー級(-57.5kg) 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
ビクトー・サラビア(米国/ムエタイアメリカジム)

スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
HIROYA(TRY HARD GYM)
大和哲也(大和ジム)

ヘビー級 3分3R(延長1R)
KOICHI(バンゲリングベイ・スピリット)
K-Jee(K-1ジムFUKUOKA小比類巻道場)

 

K-1 WORLD GP第2代スーパー・バンタム級(-55kg)王座決定トーナメント

一回戦(1) 3分3R(延長1R)
石田圭祐(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
チャールズ・ボンジョバーニ(フランス/タイガーズ・デン)

一回戦(2) 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM)
アントニオ・オルデン(スペイン/ペトラス&ライオン・タイマーティン)

一回戦(3) 3分3R(延長1R)
寺戸伸近(Booch Beat)
ジェイミー・ウィーラン(英国/ダブルKジム)

一回戦(4) 3分3R(延長1R)
久保賢司(K-1ジム五反田チームキングス)
リャン・ボーユー (中国/香港富德拳館/CFP)

リザーブファイト 3分3R(延長1R)
伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
鈴木優也(K-1ジム目黒TEAM TIGER)

 

プレリミナリーファイト スーパー・ウェルター級(-70kg) 3分3R
和島大海(月心会・チーム侍)
記村一成(K-1ジムEBISU小比類巻道場)

プレリミナリーファイト ライト級(-62.5kg) 3分3R
上田誠也(TRY HARD GYM)
将 -masa-(K-1ジム総本部チームペガサス)

プレリミナリーファイト スーパー・フェザー級(-60kg) 3分3R
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
小久保裕気(TANG TANG FIGHT CLUB)

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