【興行名】K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
【日 時】2017年4月22日(土)
【時 間】14:30開場 16:00開始
【場 所】国立代々木競技場第二体育館
【主 催】K-1実行委員会
4月22日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館大会で開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」のスーパー・ライト級タイトルマッチで挑戦者・山崎秀晃と対戦する王者ゲーオ・ウィラサクレックのインタビューを公開!
――昨年9月のK-1代々木大会で山崎秀晃選手とタイトルマッチを行う予定でしたが、ゲーオ選手がおたふく風邪を発症してしまい、欠場になってしまいました。いつ頃から練習を再開したのですか?
「10月下旬ぐらいには体調は良くなっていて、そこから徐々に練習を再開しました。今は普段通りの練習メニューをこなしています。中国でも試合をやりましたし、今はとても良いコンディションで練習をやっています」
――そして今大会で改めて山崎選手とタイトルマッチが決まりました。挑戦者の山崎選手にはどんな印象を持っていますか?
「山崎選手は非常に上手くてテクニックもあると思います。特にパンチが重いですよね」
――山崎選手の攻撃の威力や技術については、どのように分析していますか?
「テクニックの話をすると、山崎選手はヒザ蹴りも上手いですね。あの技はテクニックを使った技だなと思います」
――山崎選手は空手ベースのトリッキーな蹴り技を得意にしています。山崎選手の蹴りの技術については、どんな印象を持っていますか?
「山崎選手は独特の蹴りのテクニックがあって、注意していないと当たってしまう可能性はありますね。なので山崎選手はパンチも蹴りも警戒しないといけない相手です」
――前回の山崎選手との試合(2014年11月)では、ゲーオ選手がハイキックで山崎選手の額を陥没骨折させての判定勝利でした。今回の試合では、どんな勝ち方をしたいと思っていますか?
「前回は山崎選手に大きなダメージを与えることが出来ましたが倒すことは出来ませんでした。今回はKOで倒したいと思います」
――ゲーオ選手にとって2016年はスーパーライト級王者として、世界最強決定トーナメントでも優勝を飾った1年でした。2017年はどんな1年にしたいですか?
「スーパーライト級王者としての防衛戦はもちろん、全勝という目標とK-1をもっと盛り上げていきたいという目標があります」
――ゲーオ選手は新生K-1において最強や絶対王者という称号も持っていると思います。2017年も自分が最強ということを証明したいですか?
「自分が最強で居続けたいですが、他の選手たちもチャンピオンの座を狙ってきます。毎試合、全力で戦っていかないといけないという気持ちがあります」
――どれだけ実績・結果を残してもゲーオ選手に一切の油断はないんですね。
「はい。自分を倒しに来る相手に対して、ちゃんと対抗できるように身体や精神状態を万全に仕上げる。そしてすべての試合に臨みたいと思います」
4月22日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館大会で開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」のスーパー・ライト級タイトルマッチで王者ゲーオ・ウィラサクレックと対戦する挑戦者・山崎秀晃のインタビューを公開!
――昨年9月のゴンナパー・ウィラサクレック戦で左膝を負傷し、試合が出来ない時期が続きました。現在の状況を聞かせてもらえますか?
「まずはしっかりと怪我を治して、出来る範囲のリハビリと上半身のフィジカルトレーニングから練習を再開しました。年明けぐらいからゲーオ戦を想定して実戦的な練習を再開しようと思っています」(※取材日は対戦カード記者会見後)
――試合中どのタイミングで膝を痛めたのですか?
「1Rですね。1回目のダウンを取った時もちょっと痛めていて『まぁなんとかいけるかな?』と思ったんですけど……ゴンナパーの蹴りをカットした時に当たり所が悪くて。(左膝の)内側を蹴られていれば、問題なかったんですけど、ちょうどの膝のところに入っちゃって、ちょっと膝がズレてしまった感じでした」
――結果的に判定で敗れてしまいましたが、最後まで試合を諦めず戦い抜いたのは倒れて負ける訳にはいかないという気持ちですか?
「そこは意地ですね。タオルを投げてもらうことも可能でしたけど、最後まで戦い貫くというか、頭が割れても膝が外れても俺は最後まで戦いますよって感じです」
――ゴンナパー戦は直前で対戦相手が変更になって、気持ちの切り替えは難しくなかったですか?
「相手が変わって気持ちが切れたなど言うつもりは全くないです。ゲーオを倒してK-1の世界チャンピオンになろうとしている人間として、誰が来ても勝たなければいけない試合でした。ずっとゲーオ対策を続けていて、ゴンナパー対策をやっていなかったという部分もありますが、結果的に負けてしまって、1人の選手に敗戦したというのは世界の頂点に立つにはまだ相応しくなかったと、自分の中でしっかり受け止めました」
――怪我で休んでいる間もゲーオと戦うことへの気持ちは変わらなかったですか?
「そうですね。大きな怪我だったので少しだけ気持ちは切れかけましたが、現役を続ける上では、ゲーオを倒すことが目標なので、そこにしっかり照準を絞ってリハビリやフィジカルトレーニングを始めました」
――今回、改めてゲーオとのタイトルマッチのオファーを受けた時は、どんな心境でしたか?
「オファーを受けて断る理由はないです。左膝が本調子ではないというのはありますけど、ここは逃げる所ではないなという感じで、全力で勝ち行くつもりです。何にもネガティブ精神はないですし、しっかり仕上げるだけです」
――昨年9月のゲーオ戦の際にはタイでムエタイ対策も練っていました。今回も特別な対策をする予定などはありますか?
「前回タイに行ってみて、今まで日本で仲間たちとやってきた密度の濃い練習をした方がタイトル獲得への近道なんじゃないかなと思いました。タイは練習時間は長くて、タイ人対策やタイ人慣れという部分ではよかったのですが、正直、練習の密度はそこまで濃くなかったです。そういう意味では一度タイに行って、タイ人対策・タイ人慣れできたので、あとはKRESTで密度の濃い練習を出来ればいいなと思っています」
――山崎選手にとっては2014年11月の新生K-1旗揚げ戦で、ゲーオに額を陥没骨折させられて敗れて以来、約2年半越しのリベンジマッチとなります。試合までは毎日どのような気持ちで過ごしますか?
「僕がゲーオに勝つことは、自分だけの勝利ではなくなってきています。周りでたくさん応援してくれている人もいますし、家族も応援してくれています。だから応援してくれている人の顔を1つでも思い浮かべて、後悔のないようにというのはもちろん、勝つことが絶対条件です。しっかりダウンを取って分かりやすい形で勝利することが、チャンピオンに相応しいのかなと思いますね」
――9月にゲーオ戦が決まった時は「自分の格闘技人生をかけた試合」と話していましたが、今回は山崎選手自身どんなテーマがありますか?
「今回は生まれてからの30年間すべてをかけて勝負したいと思います」
――最後にファンや応援してくれる皆さんにメッセージをお願いできますか?
「新生K-1の旗揚げ戦でゲーオ選手に敗れてしまって、それから早2年半が経って、いよいよリベンジの時が来たんだなと思っています。楽しみな気持ちで見ていただければと思いますし、自分自身も皆さんをワクワクさせる試合が出来るように最善の努力をします。応援よろしくお願いいたします」
(K-1リリースより © 2014.M-1 Sports Media)
K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(-65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
フェザー級(-57.5kg) 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
ビクトー・サラビア(米国/ムエタイアメリカジム)
スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
HIROYA(TRY HARD GYM)
大和哲也(大和ジム)
ヘビー級 3分3R(延長1R)
KOICHI(バンゲリングベイ・スピリット)
K-Jee(K-1ジムFUKUOKA小比類巻道場)
K-1 WORLD GP第2代スーパー・バンタム級(-55kg)王座決定トーナメント
一回戦(1) 3分3R(延長1R)
石田圭祐(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
チャールズ・ボンジョバーニ(フランス/タイガーズ・デン)
一回戦(2) 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM)
アントニオ・オルデン(スペイン/ペトラス&ライオン・タイマーティン)
一回戦(3) 3分3R(延長1R)
寺戸伸近(Booch Beat)
ジェイミー・ウィーラン(英国/ダブルKジム)
一回戦(4) 3分3R(延長1R)
久保賢司(K-1ジム五反田チームキングス)
リャン・ボーユー (中国/香港富德拳館/CFP)
リザーブファイト 3分3R(延長1R)
伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
鈴木優也(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
プレリミナリーファイト スーパー・ウェルター級(-70kg) 3分3R
和島大海(月心会・チーム侍)
記村一成(K-1ジムEBISU小比類巻道場)
プレリミナリーファイト ライト級(-62.5kg) 3分3R
上田誠也(TRY HARD GYM)
将 -masa-(K-1ジム総本部チームペガサス)
プレリミナリーファイト スーパー・フェザー級(-60kg) 3分3R
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
小久保裕気(TANG TANG FIGHT CLUB)
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