【ムエタイ】ムエタイで勝つ為の100の法則⑥ ~ムエタイはバランスの競技~

キング・ムエ佐藤会長がムエタイで勝つ為の100の法則をキング・ムエ日記に書いている。

ムエタイを知らない人にも知っている人にも読んで欲しい内容だ。

今回のサブタイトルは~ムエタイはバランスの競技~

その①はこちら

その②はこちら

その③はこちら

その④はこちら

その⑤はこちら

 

下記キング・ムエ日記より引用


ムエタイは“バランスの良さ”が重要視されます。

一言にバランスの良さと言っても、何をもってバランスが良いと言うのか定義が難しいのですが、

終始立ち方が良いこと、だと自分は理解しています。

タイ語でも“ユーンディー”とよく耳にしますが、要は上手に立っていることだと。

確かに一流のタイ人選手は非常にバランスが良く、滅多なことではバランスを崩しません。

判定基準として定義されているわけではないと思いますが、

2本の足でしっかり立っていること

が、最終的には「ムエタイらしさ」に繋がるような気がします。

例えば、首相撲の状態でコカされること。

これが一概にポイントロスに繋がるわけではないと思いますが、やっぱりコカされればしっかり立っていることにはなりませんよね。

例えば、ミドルキックをキャッチされ足払いなどでバランスを崩されること。

この場合も、これだけでは即ポイントを奪われるわけではありませんが、見た目の印象はやはり悪い。

このあたり、ムエタイの選手は、なんとなく体で理解しているのだと思います。

強いタイ人選手は、ミドルをキャッチされ足払いされても簡単にはコカされませんよ。

絶対にコカされないように軸足にギュッと重心を移動し、ちゃんとディフェンスしますからね。

セーンチャイ選手の試合などを見てるとよくこの場面が出てきますから、気になる方は見てみてください。

そして、もっともバランスを崩していけない場面は、ディフェンス時だと思うのです。

例えばミドルキックをブロックした際、しっかりブロック出来ていても、その後バランスが崩れ下がったりしたら、やはり印象が良くない。

逆に腕にミドルをもらってしまったとしても、下がることなくバランスを崩さなければ、最悪な状態を避けることができる。

結局、バランスの良さを生み出すのは何だろう?

と考えたとき、いつも思い浮かべるのはイチロー選手の話です。

「背後から足元に転がってきたボールに、イチローは気づかなかった。

そのイチローの背中を、カバーリングに走ってきた相手のピッチャーが突き飛ばしたのである。

そのとき、イチローの体は一瞬、宙に浮いたように見えた。

イチローにしてみれば、死角から飛び込んできた相手に、よもや突き飛ばされるとは思いもよらなかったはずだ。

首を痛めてもおかしくなかったし、よろめいて足をくじいても不思議ではなかった。しかし、試合後のイチローは平然とこう言った。

「あの時も僕は力を抜いていますから、突き飛ばされてもフワッて感じでした。ドーンって感じはしないですよ。

いつも力を抜いていますから、それがいいんですよね。

何かあった時のために、常に力を抜いていようと思ってるんです。

もちろんあんなケースは予測できないけど、普段からそういうクセをつけておかないと、それをしたいときにできるわけではありませんからね」

「赤ちゃんがマンションの何階からか落ちて、それでも軽症だったという話を聞いたんです。そういうところにヒントがあるんですよね。

赤ちゃんは力の入れようがないけど、大人は落ちたくないとか、ケガをしたくないって、グッと力を入れてしまうじゃないですか。

硬いものに対して、硬くなって防御しようという本能が生まれるんだと思いますけど、結局はそれでみんなケガをしてしまう。

だから、赤ちゃんみたいに力を抜いていられればと思ったんです。

あの話は、僕に大きなヒントを与えてくれたということですね(笑)」

ディフェンス時にバランスを崩さないことって、要はこういうことだと思います。

脱力というか、力を吸収してしまうというか。

もちろん、体幹部分が安定していることが前提ですが、脱力から瞬時に必要な部分だけに力が入る・・・。

まぁ、実践は非常に難しく、気の遠くなる鍛錬が必要ですが、バランスの良さに関するヒントがここにあるような気がします。

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2015年5月10日「Wanchai+PK MuayThai Super Fight」メイン、セーンチャイVSヤスユキ戦。

 

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