【K-1】タイトルマッチの卜部弘嵩vs大雅、試合前トークイベントで火花散らす。2/25(土)

【興行名】K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント
【日 時】2017年2月25日(土)
【時 間】開場・14:30  本戦開始・16:00
【場 所】代々木競技場第二体育館
【主 催】
 

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1月21日(土)東京スカイツリータウンR・ソラマチイーストヤード5F、J:COM Wonder Studioにて「GAORA SPORTS presents『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~』2.25代々木大会・大決起集会! 」が行われた。

このイベントはタイトルの通り、2.25代々木大会に出場する主要ファイターたちが続々と登場し、K-1公式サポーターの関根勤さんらと共に熱いトークを展開する大会前恒例の公開イベントだ。

イベントはスーパーファイトに出場する選手たちからスタートし、最初にヘビー級の上原誠(vsイブラヒム・エル・ボウニ)とスーパー・ライト級の野杁正明(vsユネス・スマイリ)が登場した。

今大会ではメルヴィン・マヌーフ推薦選手を迎え撃つ上原と野杁は、勝利を誓うと共に「しっかり勝って初代ヘビー級王座決定トーナメントにつなげたい」(上原)、「自分は奇数の年にタイトルを獲ってきたので、今年中にK-1のタイトルを獲りたい」(野杁)と2017年の野望を語った。

続いて新生K-1初参戦となる日菜太と松倉信太郎が登場。対戦カード発表会見からライバル心を見せていた両者はこの日も火花を散らす。

日菜太が「松倉選手が僕に勝つには3年早いという試合をしたい。もっと噛みついて来いぐらいの気持ちで受けて立つ」と言えば松倉も「新生K-1の実績では自分の方が上。逆にかかってこいって感じです」と対抗。最後まで緊張感を漂わせたまま会場を後にした。

松倉vs日菜太以上に会場の空気が変わったのはスーパー・フェザー級タイトルマッチで対戦する王者・卜部弘嵩と挑戦者・大雅が登場した時だ。

開口一番、弘嵩が「タイトルマッチ前に隣に並ぶのはどうかな?と思いました。納得いかない部分はあります」と不快感をあらわにすると、大雅も「自分も試合前に相手とは会いたくないっす」と返し、一気に緊張感が走る。

その後も2人はピリピリした雰囲気の中でコメントを続け、最後は「この生意気なクソガキを早くやってやりたい」(弘嵩)、「強いほうが正しいんで、逆に黙らせます」(大雅)と言い残し、バックステージへと引き上げた。

そして初代ライト級王座決定トーナメントに出場する選手たちが登場した。

外国人選手として唯一の参加となったゴンナパー・ウィラサクレックは2分間のミット打ちを披露。強烈なローキックを次々と叩き込んで集まったファンをどよめかせ「同じ階級の選手に負ける気がしない」とトーナメント優勝の自信を口にした。

続いて日本人4選手=平本蓮、卜部功也、佐々木大蔵、谷山俊樹が勢ぞろいし、それぞれトーナメントへの意気込みを語った。

平本蓮
「一回戦だけを見ているわけじゃないので、準決勝・決勝も考えて戦います。

(準決勝・決勝で戦いたい相手は?)僕が格闘技を始めた年のK-1甲子園に出ていたのが功也選手と佐々木選手で、準決勝では功也選手と戦いたいです。決勝では一度負けている佐々木選手にリベンジしたいです。ただ誰が上がってきてもいいように、自分のやるべきことをやって頑張りたいと思います。

今回は強い選手が揃っているので、今まで一番モチベーションが高いです。そして僕が一番ベルトが似合うと思うので優勝しようと思います」

卜部功也
「ゴンナパー戦に向けて作戦を幾つか決めています。試合までの一カ月でその選択肢を2つ・3つに絞って戦おうと思います。

(準決勝・決勝で戦いたい相手は?)僕は過去に大蔵と俊樹くんとは戦っているので、まだ戦ったことがない平本くんとやってみたいです。(決勝は)世界的な評価が高いウェイ・ルイが気になります。

今回は今までで一番厳しいトーナメントになると思うので覚悟を持って戦って優勝したいと思います」

佐々木大蔵
「一回戦で対戦するウェイ・ルイは強いと言われていますけど、こんなもんなのかなと思う部分もあります。自分の中で徹底してやっていることがあるので、それを出せれば自ずと僕が勝ち上がっていると思います。

(準決勝・決勝で戦いたい相手は?)準決勝は谷山選手とやってみたいですし、決勝には功也が上がってくると思うので、世界一を決めるトーナメントの決勝という最高の舞台で戦えたらいいのかなと思います。

僕はKrushを主戦場にしていて、昨年、Krushでチャンピオンになって、Krushの頂点からの景色を見ることが出来ました。次はK-1の頂点からの景色を見たいと思いますし、その景色をみなさんと共有したいです」

谷山俊樹
「今、自分はルーマニアの選手に連勝していて、一回戦で対戦するクリスチャン・スペトゥク選手はルーマニア最強と言われている選手です。

(準決勝・決勝で戦いたい相手は?)世界トーナメントの中で日本人対決になれば盛り上がると思うので、準決勝では佐々木選手、決勝は功也選手と戦いたいです。ただウェイ・ルイ選手も気になりますし、僕はタイ人コーチから教わっているので『ゴンナパーは強いぞ』と言われています

K-1は夢の舞台で楽しみで仕方がないです。チャレンジャーのつもりで挑みます。K-1を楽しみたいです」

またイベントには4月22日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」のスーパーファイトで2017年初ファイトが決まったフェザー級王者・武尊も登場。まだ対戦相手が未定の武尊だが「K-1サイドからヤバい選手を用意すると言われて燃えてきています」と早くも臨戦態勢だ。

登場選手たちがそれぞれ試合への想いや対戦相手への感情を言葉にした今回のスカイツリーイベント。2.25代々木大会まで残り約一カ月だ!

(K-1リリースより © 2014.M-1 Sports Media)


初代ライト級(-62.5kg)王座決定トーナメント

一回戦(1) 3分3R(延長1R)
平本 蓮(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1甲子園2014優勝)
ブリース・デルバール (フランス/マムーディージム)

一回戦(2) 3分3R(延長1R)
卜部功也(KREST/元K-1 WORLD GP -60kg王者)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/WPMF世界スーパーライト級王者)

一回戦(3) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(KREST/Krush -63kg王者)
ウェイ・ルイ (中国/大東翔クラブ/CFP/WLF(武林風)世界-63kgカンフー王者)

一回戦(4) 3分3R(延長1R)
谷山俊樹(谷山ジム/WKA世界&WBKF世界スーパーライト級王者)
クリスチャン・スペトゥク(ルーマニア/シプリアン・ソラジム/スーパーコンバット・ライト級(-63.5kg)王者)

リザーブファイト 3分3R(延長1R)
瑠輝也(TRY HARD GYM)
水町 浩(士魂村上塾/元RISEライト級(-63kg)王座、元WMAFウェルター級王者)

準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者 vs 一回戦(2)勝者

準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者 vs 一回戦(4)勝者

決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者 vs 準決勝(2)勝者

K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(-60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(KREST/王者)
大雅(TRY HARD GYM/挑戦者)

スーパー・ウェルター級(-70kg) 3分3R(延長1R)
松倉信太郎(TRY HARD GYM)
日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS 70kg級王者)

スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1ジムEBISU小比類巻道場/Nuit Des Champions -66kg級王者)
ユネス・スマイリ (モロッコ/T’oude Westen/Gym Hoofddorp)

ヘビー級 3分3R(延長1R)
上原 誠(士魂村上塾/元RISEヘビー級王者)
イブラヒム・エル・ボウニ (オランダ/ジム・ハーレム)

プレリミナリーファイト スーパー・ウェルター級(-70kg) 3分3R
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
雄人(BUDDY GYM)

プレリミナリーファイト スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R
松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)
近藤拳成(大成会館/K-1甲子園’16 -65kg優勝)

プレリミナリーファイト スーパー・バンタム級(-55kg) 3分3R
石塚宏人(ドージョー☆シャカリキ)
桑田裕太(TEAM OMEGA/K-1カレッジ’16 -55kg優勝)

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