タイで活躍を続ける高校生ファイター・福田海斗(キング・ムエ/前タイ国プロムエタイ協会フライ級王者・WPMF世界フライ級王者)が、2016年9月度のタイ国プロムエタイ協会ランキングでスーパーフライ級3位にランクアップした。
10月6日(木)のラジャダムナンスタジアム・ビックマッチではルアンデート(ラジャダムナンスタジアム フライ級4位)に敗れたものの、ヒジで切り裂き地力を見せつけた。こうした試合が評価され、前回の4位からひとつランクアップ。
タイ国プロムエタイ協会のタイトルおよびランキングは、ルンピニースタジアム・ラジャダムナンスタジアムと並び権威が高く、タイ国内でのみ評価されるものであるため、タイ以外の試合は選考基準に入らない。そのため外国人選手がランキングに入ることは極めて稀であり、現在でも福田海斗以外の外国人選手は、ウエルター級6位にランクインしているラフィー・シンパトーンのみである。
気になる福田の今後であるが、プミポン国王の崩御により現在、興行開催自粛中のラジャダムナンスタジアムが再開する11月14日(月)の「スック ワンキントーン」メインもしくはセミファイナルに出場予定とのこと。もしメインイベントに決まれば、今年1月以来2回目のラジャダムナンスタジアムメイン登場となる。
現在、タイでは名前を知らないムエタイファンはいないという福田海斗、このままプロムエタイ協会さらにはメジャースタジアムでの戴冠を期待せずにはいられないであろう。
(写真、リリース・MuayThai Super Fightより)
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