【興行名】HOOST CUP ~KINGS NAGOYA2~
【日 時】2016年11月20日(日)
【時 間】開場13:30 本戦開始15:00
【場 所】名古屋国際会議場 イベントホール
【主 催】アーネストホーストジムJAPAN
10月2日大阪大会のWEST JAPAN70Kgトーナメント1回戦での判定に対するダニロ選手サイドの抗議を受け、主催者と審判団の映像確認を含めた厳選なる審議の結果、チューチャイ選手の判定勝利は動かず、先日の70Kgトーナメントの優勝者はチューチャイ・ハーデスワークアウトジムであり、初代HOOST CUP 日本ミドル級王者であるチューチャイ・ハーデスワークアウトジム選手に対し、もう一度納得のいくまで勝負がしたいというダニロ・ザノリニ選手が11月20日名古屋大会で挑戦するという形となりました。
以下、HOOST CUP リリースより。
先日、10月2日エデイオンアリーナ大阪で行われました「HOOST CUP KINGS OSAKA」のWEST JAPAN70Kgトーナメントの1回戦、チューチャイ・ハーデスワークアウトジムと対戦いたしました、ダニロ・ザノリニ選手から判定に対する質問の文書が主催に届けられました。
主催者と、審判団と映像確認を含めた審議の結果、エグゼグテイブプロデユーサー、アーネスト・ホースト氏、ダニロ・ザノリニ選手陣営と話し合いの結果、チューチャイ選手の判定勝利は動かず、先日の70Kgトーナメントの優勝者はチューチャイ・ハーデスワークアウトジムであり、初代HOOST CUP 日本ミドル級王者であるチューチャイ・ハーデスワークアウトジム選手に対し、もう一度納得のいくまで勝負がしたいというダニロ・ザノリニ選手が11月20日名古屋大会で挑戦するという形となりました。チューチャイ・ハーデスワークアウトジム選手は、S-BATTELミドル級タイトルの保持者であり、防衛線が12月4日に「S-BATTEL」にて予定されていますが、チューチャイ選手のファイトスタイルによるダメージの回避率、この度の経緯をくんでいただき、S-BATTEL主催、丹山命代表のご理解を頂き実現にいたりました。
ダニロ・ザノリニ選手の質問文
「HOOST CUP主催 土居龍晴 様
ブラジリアン・タイ ダニロ・ザノリニです。
この度はHost Cupに参戦のお声をかけて頂き誠に感謝申し上げます。
私「ダニロ・ザノリニ」と「チューチャイ・ハーデスワークアウトジム」選手の試合ですが、私は判定2対0で負けました。
試合は動画で何度も確認しました。
1.有効なクリーンヒット 2.アグレッシブ(有効な攻勢) 3.リングジェネラルシップ(主導権支配) 4.ディフェンス(防御)
上記どれをとっても私が優位に進めていたかと思います。
更にルールミーティングでは土居様より「クリンチ禁止」と厳しくお話し頂きました。
そして土居様がかつてプロライセンスを取得されておりましたボクシング協会同等の平等なルールでクリーンなファイトを目指している旨をルールミーティングでお話し頂き共感致しております。
チューチャイ・ハーデスワークアウトジム選手は何度もクリンチし、更にはその減点すらなされていない採点に愕然と致しております。
この試合が仮にムエタイルールと致しまして見たところ、私の見立てと違う結果も考えられなくもないですが、今回はK‐1と同等のルールにクリンチ禁止というルール。
ムエタイルールをジャッジする方と同じ方がジャッジをしていたかと思いますので、対戦したチューチャイ・ハーデスワークアウトジム選手はムエタイ出身ということもありますので、恐らくジャッジの方の頭の中でのルールの切り替えがなされてなかったのではないかと考えております。
つきましてはジャッジの方にどの辺りが私のマイナスに繋がったかご説明頂けたら幸いです。
この様なことは初めてですし無礼なことと承知致しておりますが、何分数多くの生徒、支援者、スポンサーの皆さま、ISKA、RISE、HEATに関わる皆さまにチャンピョンの誇りと価値を下げる結果がどうしても受け入れられず心中穏やかではない毎日を過ごしております。 何卒心あるご配慮頂きたく不服申し立て致します。
宜しくお願い申し上げます。
ブラジリアン・タイ所属
ダニロ・ザノリニ」
主催・審判団からの回答
「 平成28年10月7日 ダニロ・ダロリニ 様
不服申し立てのご回答
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。平素は格別のお引き立てにあずかり、ありがたく厚くお礼申しあげます。
2016.10.2 Hoost Cup KINGS OSAKA
第4試合 70kgトーナメント1回戦
ダニロ・ザノリニ vs チューチャイ・ハーデスワークアウトジムの判定についてご回答いたします。
◉ポイントについて
判定基準は、 1.ダウン 2.ダメージ 3.クリーンヒット 4.アグレッシブになります。
1Rは3者共に10-10
2R、ジャッジ1人がチューチャイ選手の積極性を評価し、10-9でチューチャイ選手を支持。2人が10-10。
3R、ダニロ選手が前に出るがチューチャイ選手がクリンチをしお互い動きが止まる場面が多くあったが、チューチャイ選手のミドルキックが度々ヒット。ダニロ選手もミドルキックに合わせて左ローキックを返すがチューチャイ選手がかわされたりディフェンスをしていた。
2者が10-9でチューチャイ選手を支持、1名が9-10ダニロ・ザノリニ選手を支持の判定といたしました。
よって、ジャッジ1名が29-29でイーブン。ジャッジ2名が30-29でチューチャイ選手を支持。
◉マイナスポイント
チューチャイ選手の左ミドルキックをダニロ選手は腕でディフェンスをしてましたが、このミドルキックに攻撃力があり、チューチャイ選手の有効打となります。
◉クリンチについて
クリンチですが、チューチャイ選手が、度々クリンチの体勢になる場面がありましたが、試合の流れであり、減点を取るまでののクリンチワークではありませんでした。
以上 ホーストカップ審判団
◎全体的な判定基準について
全体的にアグレッシブファイトを心がけた印象のダニロ・ザノリニ選手ですが、チューチャイ選手の逃げでなく距離を外しての試合コントロール、説得力のあるミドルキックのクリーンヒット、チャンスがあったときのチューチャイ選手のコンビネーションのヒット、などでチューチャイ選手に本戦で軍配が上がったようです。ホーストカップオフィシャルルールによる、ルール説明にもよります、判定基準の、ダウン→ダメージ→クリーンヒット→アグレッシブネス(積極性)、の順に採点し10点からの減点法を用いる、の点からもアグレッシブネスよりクリーンヒットが上回るという、国際式ボクシングと同じ判定基準の沿っております。また、主催者見解としまして、チューチャイ選手のクリンチについては、映像からの角度で見ると微妙な場面もあり、現段階では減点対象ではないもののクリンチに対する警告段階は協議のうえ、誰もが納得するルールを目指し、今後の参考にさせていただきます。
ホーストカップ主催:土居龍晴、ホーストカップ審判団
<決定カード>
HOOST CUP日本ミドル級タイトルマッチ
チューチャイ・ハーデスワークアウトジム(王者/ハーデスワークアウトジム/HOOST CUP日本EXミドル級王者・HOOST CUP日本ミドル級王者・S-BATTELミドル級王者)
ダニロ・ザノリニ(挑戦者/ブラジリアンタイ/RISEウェルター級王者・ISKA世界スーパーウェルター級王者)
HOOST CUP EXルール 63,5Kg契約 3分5R
大石駿介(OISHI-GYM/WMC日本スーパーライト級王者)
宮嶋教普(NJKF誠至会/NJKFスーパーライト級王者)
HOOST CUPルール 67Kg契約 3分3R(延長1R)
大和侑也(大和ジム/元WBCムエタイ日本ウェルター級王者・元NJKFウェルター級王者)
ヴィクトー・トファニール(ブラジリアンタイBRAZIL/FIGHT DRAGONブラジル王者)
HOOST CUP EXルール 64Kg契約 3分3R
中野椋太(セブンジム/元蹴拳Sライト級王者・MAT63Kgトーナメント優勝)
真吾YAMATO(大和ジム/NJKFスーパーライト級3位)
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