2017年5月17日
スック・ダオルンチューチャルン + シェフブンタム
第7試合 135P契約
ラジャダムナン・ライト級タイトルマッチ
ゲンジ・ウメノ(梅野源治)
VS
サックモンコン・ソーソムマイ
(勝者:サックモンコン)
(Photo&Text 早田寛 Hiroshi Soda S田タイ写真日記はこちら)
試合前は梅野有利のレートがついていた。これは梅野が過去に日本でムアンタイやヨードレックペットなどのビックネームら勝利していることや、そして今回、梅野陣営がタイ入りしてからタイでの調整映像をフェイスブックにアップしたのをタイ関係者らが見入り、「素晴らしい動きだ!」と絶賛の声が高まり、梅野への期待が高まったからだ。
試合は初回、梅野はサックモンコンの奥足を狙ったローキックが多くヒットし期待できたが、それと同時にサックモンコンのジャブや右ストレートが梅野のガードの内側へ伸びており、これを食わないか心配だったが、後半、サックモンコンの伸びのある右ストレートを顎に食らい、梅野は腰を落としマットに手を着いた。
すぐに立ち上がってきたためレフリーはスリップとしたが、その数秒後に左フックからの右ストレートをまともに食らいダウンする。
カウントエイトで試合再開したところで終了ゴング。
2ラウンド以降、サックモンコンは長いリーチを生かし、遠くからのミドルキック、そして組んで高い位置への膝蹴りなど終始攻撃を休めなかった。
梅野は試合終了までパンチやローキックなどで勇敢に攻めたが形勢逆転するほどの有効打にはつながらなかった。
なお試合の経過を表す場内の勝敗賭け率は、試合前10-9梅野、1ラウンド終了5-1サックモンコン、2ランド終了から15-1サックモンコン。
3ラウンド以降からはサックモンコンが圧勝するだろうという確信が高まり場内の賭けも終了してしまう。
試合結果ははサックモンコンの圧勝となり、梅野はラジャダムナンのベルト防衛に失敗。
日本で数々の強豪を破ってきた梅野のこの敗退には関係者らのショックも大きかった。
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