元WPMF日本フライ級王者・伊藤勇真（キング・ムエ）が、香港で開催される「KF1 World Championship」へ出場、地元香港の陳俊賢（Change Yin Chan）と対戦する。

この大会は香港のメジャー興行のひとつで、地元香港にある「富徳拳館」という大手ジムが主催する興行。「富徳博撃王」の中国名で人気があり、過去「武林風」との合同興行ではアンディー・サワーが出場したこともある。今回も、中国本土、台湾、ヨーロッパ、日本など各国から選手が集まるビックイベントとなっている。
伊藤は昨年10月の「Suk Wanchai MuayThai Super Fight」（10/9(日)ディファ有明）でジョッキーレック・GTジム（タイ）と対戦、１Rで不用意なパンチを喰らってのKO負けから復帰戦となる。その後伊藤は肉体改造に着手、フィジカルトレーニングで全体的な筋力アップを図り、またボクシングトレーナーによる指導のおかげでパンチテクニックも格段に向上したという。

伊藤と対戦する陳俊賢は、「富徳拳館」所属の若手有望株。詳細は明らかではないが、香港ではアマも含めて数々のタイトルを獲得しており、所属の「富徳拳館」ではインストラクターも務めている。

今回は純粋なムエタイルールとは違い、ヒジ無しキックボクシングルールのため、首相撲からのヒザは制限されるが、肉体改造とパンチテクニックのレベルアップで、新しい伊藤のファイトスタイルでどこまで進化しているか、楽しみな試合となるだろう。

（MuayThai Super Fightリリースより）

※4月8日(土)「KF1 World Championship」

54kg契約　3分×3R

伊藤勇真（元WPMF日本フライ級王者/キング・ムエ）
VS
陳俊賢（香港/富徳拳館）