【興行名】Krush.71
【日 時】2016/12/18(日)
【時 間】18:00開始(17:00開場/本戦開始前にオープニングファイト予定)
【場 所】後楽園ホール
【主 催】グッドルーザー
11月22日(火)東京・竹ノ塚のPOWER OF DREAMにて、12月18日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.71」の[Krush-53kgタイトルマッチ]で挑戦者・隆聖と対戦する王者・武居由樹が公開練習を行った。
6・12「Krush.66」で初代-53kg王者となり、今回が初防衛戦となる武居。公開練習ではシャドーボクシングとミット打ちを2分1Rずつ行い、古川会長の持つミットにテンポよくパンチ・蹴りを繰り出していった。
試合まで約1カ月というタイミングでの公開練習で「しっかりと追い込みを始めたわけではないですが、これから徐々に追い込んでいきます。体調はばっちりです」。追い込みが始まると朝・昼・夜の1日3回のハードな練習を行い「練習・ご飯・寝るという感じの毎日です」という。
前回の防衛戦以降、パワー系のトレーニングを取り入れている武居は「しっかりパワーがついてきたという手応えがあるので、それを試合で見せたい」と攻撃力アップに自信。「僕は何が当たっても倒せるように練習しているので、どの攻撃でも倒すことを目標にしています。(今はどの攻撃に自信がある?)それは試合を楽しみにしていてください」と続けた。
武居にとって防衛戦という形での試合は初めて。「ベルトを獲ったことで周りからもチャンピオンとして見られるし、自分の気持ちも変わって自信がついた」とベルトを獲ってからの変化を話す武居は「Krushのベルトを獲ってベルトにかっこよくしてもらったんで、今度は僕がこのベルトをかっこよくしたい」と初代王者としてベルトの価値を高めるつもりだ。
挑戦者の隆聖とは初代-53kg王座決定トーナメント準決勝で対戦しており、この時は武居が2RKO勝利を収めている。
今回は武居が王者として隆聖の挑戦を受ける図式だが「もう一度、しっかり気持ちを持って勝ちに行きます。初防衛戦は難しいと聞くので気持ちを引き締めて戦います」と気の緩みはない。「初防衛戦なので勝つことも目標」と王座防衛を最低限のハードルとしたうえで「前回よりも早く倒すことが目標」と前回以上の差を見せたいとも語った。
また今大会はKrushの2016年シリーズの最終戦であり、武居は王者として最後の試合を任された形にもなる。
武居は「今年のKrushの最後の最後の試合なんでプレッシャーもあります」としながらも「チャンピオンになって自信がついたので、堂々と戦ってみたい。僕と隆聖選手なら噛み合って面白い試合になると思います」と好勝負を誓った。
2017年、武居が王座防衛の先に見据えるものは「来年の成人式にベルトを持っていくこと」と「インパクトが残る勝ち方をしてK-1に出ること」。
さらにKrush最軽量級=-53kgの王者として「-53kgは他の階級よりも軽いのでスピード感を見てもらいたい。それに僕はKOで勝つことを絶対の目標にしているので、軽量級の速さとKOを見せるつもりです。僕がKrush最速の壊し合いを見せます」と-53kgの魅力を伝えると宣言した。
武居は-53kg王者として2016年を締めくくるに相応しい試合でベルトを守ることが出来るか?
12月18日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.71」の[Krush-53kgタイトルマッチ]で王者・武居由樹と対戦する挑戦者・隆聖が公開練習を行った。
自身初となるKrush王座挑戦に向けて隆聖が秘密特訓の一部を公開した。公開練習当日の朝、隆聖はドージョー☆シャカリキの面々とともに茨木県にある曹洞宗・永林寺を訪れた。永林寺は参禅道場であり、ここで隆聖は約40分間の座禅を行い、王座挑戦へ心を整えた。
座禅を終えると隆聖は筑波山へと移動し、険しい山道を全速力で猛ダッシュ。山道の脇の小さなスペースに移動するとシャドーボクシングで身体をほぐし、そのままミット打ちをスタートし、大自然の中で持ち前のスピーディなパンチと蹴りを繰り出していった。
隆聖は座禅と大自然を使ったトレーニングの効果を以下のように語る。
「座禅は今回のタイトルマッチのために代表が用意してくれたもので、心を無にするというのは初めてのことだったので、独特な雰囲気でした。
ただ何も考えずに自分と向き合うことですごく集中力を高めることが出来ました。また自分と向き合ったことで、自分がやってきたことに自信を持つことが出来ました。言葉では表しづらいですけど自分が見えた気がします。
山や自然を使ったトレーニングは普段から取り入れています。普通の道を走るよりも足腰の強化につながるものなので、毎月こうした走り込みを取り入れています。このトレーニングを初めてインナーマッスル的なところが鍛えられて、バランス感覚がよくなりました。足のスタミナもかなりついたと思います」
こうしたトレーニングも含めてドージョー☆シャカリキの全面バックアップを受けてKrush-53kg王座に挑む隆聖。「前回の試合が終わってからずっと追い込んでいるので、あとはやることをやるだけかなというくらい追い込めています。大会当日はいい状態で戦えると思います」と決戦へ向けて順調に仕上がっている。
また今年ははドージョー☆シャカリキ設立10周年となる節目の一年で、隆聖は「僕一人では強くなれないですし、今日のトレーニングにも道場の子供たちが参加してくれました。シャカリキとしてKrushのタイトルマッチを戦うの初めてですし、みんなの期待に応える試合をして結果を出したいです」と語った。
王者・武居とは初代-53kg王座決定トーナメント準決勝で対戦し、この時は隆聖がKO負けを喫している。隆聖にとってはタイトル挑戦と同時にリベンジというテーマもある一戦だ。
「前回の対戦では僕が負けていますが、同じプロとしてリングに上がっている以上、技術にそう大きな差はないと思います」と隆聖に臆する様子は一切なく「あとはどれだけベルトが欲しいか?にかかっていると思うので、その気持ちでは絶対に負けたくないです」と最後は気持ちの勝負だと続けた。
また隆聖は20歳の武居と21歳の自分がタイトルマッチを争うことに意味があると言い、若い2人で‐53kgを創っていきたいとも語った。
「これは僕が勝手に思っていることなのですが、僕は武居選手と縁があると思っていて、こんなに早く再戦できるとは思っていなかったですし、若い2人がこれからの-53kgには必要かなと思いますし、若い選手にしかない勢いを見せられたらなと思います。
僕は10代からKrushに出続けて20代になりましたが、まだまだこれからの選手だと思います。新しいKrushを創っていきたいので、若い選手たちでもKrushを引っ張っていけるように頑張っていきたいです。
(武居の「‐53kgでしかできない最速の壊し合いを見せる」について?)僕も武居選手と同じで-53kgだからこそできるものがあると思うし、軽い階級なりのKOを見せて締めくくりたいと思っています」
その上で「チャンピオンになったら自分がどうなるかは想像できませんが、ものすごく輝いて見えるんじゃないですかね。僕はKrushのリングしか知らないですし、Krushのベルト以外は欲しくないという気持ちでやっているので、何が何でも獲りに行きたいと思います」とKrush-53kgのベルトへの熱い想いを言葉にした隆聖。2016年のKrushを締める一戦で悲願のベルトを手にすることは出来るか?
(Krushリリースより © 2016 GOOD LOSER)
Krush-53kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R
武居由樹(POWER OF DREAM/王者)
隆聖(ドージョー☆シャカリキ/挑戦者)
第5代Krush -60kg王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
レオナ・ぺタス
“DYNAMITE”髙橋佑太
第5代Krush -60kg王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
山本真弘
加藤港
第5代Krush -60kg王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
郷州征宜
原田ヨシキ
第5代Krush -60kg王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
稲石竜弥
安保璃紅
Krush-58kg Fight/3分3R・延長1R
大岩龍矢(KREST)
伊藤健人(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
Krush-70kg Fight/3分3R・延長1R
山崎陽一(K-1ジム・シルバーウルフ)
藤村大輔(A-BLAZE×KICK GYM)
Krush-65kg Fight/3分3R・延長1R
小宮由紀博(HEAVY CLASS)
眞暢(TEAM ONE LINK)
Krush HEAVYWEIGHT Fight/3分3R・延長1R
木村秀和(HALEO TOP TEAM)
K-Jee(K-1ジムFUKUOKA小比類巻道場)
Krush -55kg Fight/3分3R
桑田裕太(TEAM OMEGA)
小只直弥(K-1ジム総本部チームペガサス)
Krush -63kg Fight/3分3R
石川祐樹(K-1ジム・シルバーウルフ)
将 -MASA-(K-1ジム総本部チームペガサス)
Krush -67kg Fight/3分3R
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)
郡司光(池袋BLUE DOG GYM)
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