【興行名】K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
【日 時】2017年4月22日(土)
【時 間】14:30開場 16:00開始
【場 所】国立代々木競技場第二体育館
【主 催】K-1実行委員会
4月22日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館大会で開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」のスーパーファイトで初代フェザー級王者・武尊と対戦するビクトー・サラビアのインタビューを公開!
――K-1出場が決まった時の心境を教えて下さい。
「K-1からオファーをもらった時は凄く嬉しかったよ。数々のレジェンドが活躍したリング=K-1で試合をすることは自分にとってずっと夢だったからね。その夢が現実になるというのは凄く嬉しいし、自分もK-1レジェンドの一人になれるように自分のすべてをこの試合にぶつけるつもりだ」
――K-1というイベントにはどんなイメージを持っていますか?
「立ち技格闘技の中で一番のプロモーションだと思っている。これまで見て来たレジェンドはみんなK-1で活躍している。試合展開も早くてクリンチで試合が止まることもない、これが良い所だと思う。選手は常に戦い続けるし、K-1のファイトにはファンが求めるノンストップアクションがあるんだ」
――サラビア選手が格闘技を始めたきっかけを教えて下さい。
「小さい頃はずっと水泳をやっていて、ハイスクールではアメリカンフットボール部でランニングバックをやっていた。その時に友人の紹介で格闘技に出会ったんだ」
――サラビア選手が学生時代に小遣い稼ぎのためにストリートファイトを繰り返していたという話を聞いたことがあるのですが、それは本当なのですか?
「そうだね。当時、俺はストリートファイトで小遣い稼ぎをしていて、その時にデカい相手をKOするパワーを身につけたよ(笑)。でも格闘技に出会ってからはストリートファイトやギャングの道から足を洗って、格闘技にのめり込んでいった。格闘技を始めて自分の生き方や人生を考え直したしたんだ。今回の試合で俺が格闘技で更生できたことをみんなにも伝えたいと思っている」
――今の練習環境・状況を教えて下さい。
「今俺はデビット・ヒュイ、サンティ・サッコムカイの2人に指導を受けている。デビットはアメリカ人として一番最初の散打ファイターの一人で、過去にバクスター・ハンビー(※キックボクシングの世界王者になった隻腕の格闘家)のコーチも務めていた。
サンティは現役時代に2回コーバーン(※90年代に活躍したムエタイの名選手)と対戦していて、80年代には有名なYAMAHAトーナメントでも準優勝している。練習自体はジムワークと外でのトレーニングを組み合わせていて、俺は精神を落ち着かせてくれる自然の中での練習も好きなんだ。だから公園のトレーニングやトレイルランニングもよくやっているよ」
――これまでどんな国で試合をして、どんなタイトルを持っていますか?
「基本的にはアメリカで何百万人も観ているAXS-TVで放映される『Lion Fight』で試合をしている。あとはイギリス・ロンドンで開催された『Muay Thai Grand Prix』に出場したことがある。
有名な選手としてはWBCムエタイ全米王者のアンディ・サインと戦ったことがあって、その時は俺がプロ2戦目だったけどKO勝ちしたよ。ちなみに俺の爆発的なファイトスタイルからアメリカでは“Dynamite”と呼ばれている。スピードとパワフルなコンビネーションでファンを興奮させるから、日本のファンもそれを楽しみにしていてほしいね」
――ヒジ打ちや首相撲があるムエタイルールよりもK-1ルールの方がやりやすいですか?
「K-1ルールで試合をしたことがないから比較は出来ないけど、正直に言うとクリンチのないK-1ルールの方が自分のファイトスタイルに合っていると思う。K-1ルールの方が自分の本来の良さが光るだろうし、この試合で俺のパンチのスピードと蹴りのパワーを目の辺りにすると思うよ」
――自分のどこをK-1のファンに見てもらいたいですか?
「俺は特定の得意技にこだわるのではなく、多彩な選手だと思われたい。あいつの試合は何かやってくれる、期待感を持って見てもらえる選手でいたいね」
――好きな選手や憧れている選手はいますか?
「俺はブルース・リーのファイトスタイルや哲学に憧れている。ブルース・リーはあらゆるタイプの格闘技を受け入れ、理解し、良い所は吸収する。俺にとってのスターだね」
――対戦相手の武尊選手の印象を教えてください。
「タケルは本当に素晴らしい選手だと思う。彼と戦うチャンスを与えてもらったことに感謝したい。タケルは今のK-1を象徴するファイターだと思うけど、俺も自分のテクニックとパワーには自信を持っている。そして俺のフットワークにタケルはついてこられないだろう。間違いなく言えることは、この試合はファンにとって最高のものになるってことだ」
――これからK-1・日本で戦う上での目標を教えてください。
「最高のパフォーマンスで勝利すること。日本のそして世界中のファンに格闘家としてメッセージを残したいね。また俺はヴィーガン(肉を食べない菜食主義)のファイターで、そういう部分でも何かを伝えたい」
――それでは最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
「日本のファンは自分のことをまだ知らないと思うが、この試合の後には間違いなくビクトー・サラビアという名前を忘れられなくなっているはずだ。日本という素晴らしい国で戦えることが今から待ち遠しくて仕方がない。みんなに会えることを心から楽しみにしているよ」
(K-1リリースより © 2014.M-1 Sports Media)
K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(-65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
フェザー級(-57.5kg) 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
ビクトー・サラビア(米国/ムエタイアメリカジム)
スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
HIROYA(TRY HARD GYM)
大和哲也(大和ジム)
ヘビー級 3分3R(延長1R)
KOICHI(バンゲリングベイ・スピリット)
K-Jee(K-1ジムFUKUOKA小比類巻道場)
K-1 WORLD GP第2代スーパー・バンタム級(-55kg)王座決定トーナメント
一回戦(1) 3分3R(延長1R)
石田圭祐(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
チャールズ・ボンジョバーニ(フランス/タイガーズ・デン)
一回戦(2) 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM)
アントニオ・オルデン(スペイン/ペトラス&ライオン・タイマーティン)
一回戦(3) 3分3R(延長1R)
寺戸伸近(Booch Beat)
ジェイミー・ウィーラン(英国/ダブルKジム)
一回戦(4) 3分3R(延長1R)
久保賢司(K-1ジム五反田チームキングス)
リャン・ボーユー (中国/香港富德拳館/CFP)
リザーブファイト 3分3R(延長1R)
伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
鈴木優也(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
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