【興行名】Krush.75
【日 時】2017年4月2日(日)
【時 間】開場・17:00 本戦開始・18:00
【場 所】後楽園ホール
【主 催】グッドルーザー
4月2日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.75」の[第5代Krush -65kg王座決定トーナメント・決勝戦]で中澤純と対戦する小宮由紀博のインタビューを公開!
――第5代-65kg王座決定トーナメント準決勝の松下大紀戦は接戦の末の勝利でした。松下選手はプロ無敗の選手でしたが、実際に肌を合わせて勢い・強さを感じましたか?
「それは戦う前から感じていましたね(苦笑)」
――松下選手との試合に向けてどんなことを想定して練習をしてきましたか?
「相手がどんな選手かは映像を見れば分かるので、あとは自分自身がどのように動くかの問題です。そこで今回は自分のメンタル的な部分の練習を一番重視しました。僕はそこが一番の課題だったので、その課題をクリアするために必死に練習しました」
――松下選手が得意にしている接近戦で打ち合った上での勝利でしたが、それも作戦だったのですか?
「選択肢の一つとして結果的に相手の土俵(接近戦)で戦いました。仮にそういう展開になっても臨機応変に対応できるのが自分の武器だと思っていますし、相手の土俵で戦っても自分の弱い所を絶対に見せないようにすることが、メンタルも含めて一番の課題だったので、そこを徹底して練習しました」
――相手の土俵で戦うことは非常にタフな試合だと思いますが、実際に戦っている時はどう感じていましたか?
「そこは想定通りでしたね。自分は練習でしっかり自分を作るタイプで、練習では試合以上のトレーニングをやっていたので、逆に試合では動きやすかったですね」
――決勝の対戦相手は中澤純選手に決まりましたが、中澤選手にはどのような印象を持っていますか?
「昔から戦ってみたいと思っていた相手で、試合も噛み合うと思うし、いい試合になると思います。そういう意味でも試合が楽しみですね」
――トーナメントの準決勝はキャリアがある選手vs若い選手という図式の試合でしたが、中澤選手と戦いたい・中澤選手に勝ち上がってきてほしいという気持ちはありましたか?
「若い選手も凄く勢いがあるのを感じていたので、どちらが上がってきてもおかしくないと思っていました。でも僕は自分が勝てば決勝で中澤選手と戦うことになるだろうと思っていたし、中澤選手とは戦ってみたかったですね」
――小宮選手は2008年11月のKrush旗揚げ戦に出場していて、昨年末にKrushのベルトを獲るために再びKrushに参戦することになりました。小宮選手にとってKrushのベルトはどんなものですか?
「僕がK-1に出場するためには、どうしても必要なベルトだと思います。今僕はK-1に出場するため、外国人選手に勝利するため、トーナメントで勝ち抜くために練習していて、試合スタイルやファイトスタイルを作っているところなので、そこを踏まえて決勝戦もきっちりクリアしたいと思います。
僕は昔からK-1に縁があって、K-1は大きな舞台ですし、最後にK-1で活躍したいという想いもあります。今まで応援して来てくれたファンの皆さん、そして格闘技への恩返しも含めてKrushでタイトルを獲り、K-1で大暴れしたいと思います」
4月2日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.75」の[第5代Krush -65kg王座決定トーナメント・決勝戦]で小宮由紀博と対戦する中澤純のインタビューを公開!
――第5代-65kg王座決定トーナメント準決勝の篠原悠人戦は見事なKO勝利でした。あの試合を振り返っていただけますか?
「プラン通りの試合でしたね。試合中も冷静に戦えましたし、相手の表情から呼吸まで全部読み取りながら試合をしていました」
――1Rに篠原選手のパンチをもらう場面もありましたが、それでも落ち着いて戦えましたか?
「あれも想定内でしたよ。ジャブが見えないことを想定していて、最初から『篠原選手のジャブは速いからジャブをもらうな』と思っていたので、ジャブをもらっても大丈夫でした。実際に戦ってみても篠原選手のジャブが速かったです」
――篠原選手からダウンを奪った左フックも狙っていたパンチだったんですか?
「はい。あのパンチは狙っていたパンチで、ずっと練習していたパンチです。相手のパンチは速くて僕のパンチは遅い。でもそれだから僕のパンチが当たるんですよ。細かくは言えませんが、そういうことです」
――最初から最後まで想定通りの試合だったんですね。
「もうちょっと僕もダメージを負うかなと思っていたので、『あれ?ここで終わっちゃった』って感じでしたね」
――中澤選手の最近の試合を見ていると、非常に冷静に戦って倒せるようになっている印象があります。中澤選手もそういった手応えは感じていますか?
「僕自身それは凄く感じますね。客観的に自分を見られるようになったというか、今まではずっと主観でしか自分のことを見てなかったんです。でもジムを独立して会社を経営するようになって、客観で物事を見ないと会社は潰れてしまうし、そう思った時に試合も客観で見られるようになりました。
中澤純の怖い所は何か、中澤純の弱い所はどこか。そして相手だったらどこを攻めるのか。自分で仕事を始めるようになってから、それがハッキリ見えるようになりました。練習時間も前より短くなったんですけど、質の高い練習が出来るようになりましたね。
今、僕は自分の弱い所や相手に勝てない所を認めた上で戦っているので、相手が僕の弱い所を攻めてくるのが分かります。だからそこに罠を仕掛けておく。篠原戦がまさにそうですよね。最近はそういう大人の戦い方というか…性格の悪さが出ていると思います(笑)」
――そしてトーナメントの決勝戦の相手は小宮由紀博選手に決まりました。小宮選手が勝ち上がってくることは予想していましたか?
「はい。僕は小宮選手が勝つだろうなと思っていました。(準決勝で小宮と対戦した)松下(大紀)くんは若いんで、まだ引き出しが少ないですよね。もし僕が松下くんと戦っても、小宮選手と同じようにあえて押し相撲で押して小さくパンチを打って、たまに回して…って試合をしようと思っていました。ただあの試合はどう考えてもつまらないでしょ(苦笑)。あれじゃ客がしらけますよ。もし僕だったらフィジカルでも全然負けないので倒し切っていたと思います」
――小宮選手のファイターとして上手さや強さは認めても、試合が面白かったかどうかは別の話だ、と。
「もし休憩明け一発目の試合が小宮選手の試合だったら、お客さんが帰ってメインの塚越仁志VSモハン・ドラゴンは見てないですよ(苦笑)。松下くんはまだ若いから前日計量で『僕はセミなんで前座の選手はしらけさせんなよ』と言ってましたけど、お前がしらけさせてんじゃねぇかよって思ったし、休憩明けの試合を盛り上げたのは僕なんで。休憩明け一発目の試合が僕のKO勝ちだったから、みんな面白いじゃんと思って最後まで残ったと思うし、そこは『Krushさすがだな!』と思いましたね」
――中澤選手はずっとKrushのベルトを目標にして戦ってきたと思います。今、自分がチャンピオンになる最高のタイミングだと感じていますか?
「感じていますね。だから当たり前にベルトを獲ろうと思っています。小宮選手には申し訳ないですけど、普通にぶっ壊すつもり、“Krushする”つもりで試合をしてチャンピオンになります」
(Krushリリースより© 2017 GOOD LOSER)
Krush女子タイトルマッチ -50kg契約 3分3R(延長1R)
メロニー・ヘウヘス(オランダ/マイクスジム/王者)※初防衛戦
紅絹(NEXT LEVEL渋谷/挑戦者、元J-GIRLSミニフライ級王者)
第5代Krush -65kg王座決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
小宮由紀博(HEAVY CLASS)
中澤 純(TEAM Aimhight)
Krush -65kg Fight/3分3R・延長1R
左右田泰臣(K-1ジム・シルバーウルフ)
松下大紀(NPO JEFA)
Krush -67kg Fight/3分3R・延長1R
渡部太基(Golden Globe)
山際和希(谷山ジム)
-58kg Fight 3分3R(延長1R)
エリアス・マムーディ(フランス/マムーディジム/)
西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第5代Krush -60kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
レオナ・ペタス(バンゲリングベイ・スピリット)
朝久泰央(朝久道場)
第5代Krush -60kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス)
安保璃紅(TRY HARD GYM)
-63kg Fight 3分3R
泰斗(チーム泰斗)
青津潤平(K-1ジムEBISU小比類巻道場)
-55kg Fight 3分3R
良星(平井道場)
貴章(Gwinds)
Krush -65kg Fight
蔵人(名古屋JKファクトリー)
高下由暉(Fighting Kairos)
Krush -60kg Fight/3分3R
三輪 裕樹(Madness Cherry)
山本 直樹(Booch Beat)
Krush -53kg Fight/3分3R
金子 晃大(K-1ジム・シルバーウルフ)
小只 直弥(K-1ジム総本部チームペガサス)
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