【RISE.118】野辺広大vs琢磨 試合直前インビューを公開 7/17(月・祝)

【興行名】RISE118
【日 時】2017年7月17日(祝月)
【時 間】※オープニングファイトを17時20分より予定/本戦は18時開始
【場 所】後楽園ホール
【主 催】RISEクリエーション株式会社

【イベント情報|7月17日 RISE118】
野辺広大インタビュー『背水の陣で前に進むしかない』


 
–前回のチャンヒョン戦を振り返っていかがですか?
「自分の中でどっか舐めてた部分があったというか、気付かない所ですけど自分の中で甘く見てた部分があったのかなと思います。
今までそういう試合で落としてきた事があって、今回もそうなってしまったのかなと。」
 
–負けたのは町田戦(2016年8月)以来ですね。ただ、それ以降は2連続KO勝ちで油断が出ましたか?
「これで行けるだろうなっていう、だろうな運転みたいな感じで行っちゃったんで。そこが自分の弱いとこです。」
 
–チャンヒョン選手とやっていて怖さは無かった?
「そうですね、序盤は行けるかなと思ったんですけど。
アッパー見えてなかったんで、そこで勝負決まってたかなって。」
 
–久しぶりにKO負けした感覚は?
「とりあえずショックです。皆さんの期待に応えられなかったのがショックです。」
 
–倒れた時の記憶は無い?
「記憶は無いですね。終わった後に後楽園ホールの控室に居て、モニターにガラガラの後楽園ホールの席が映ってたんで、もう終わったんだって。」
 
–控室のモニターを見て負けたと悟りましたか?
「そうっすね、もう終わっちゃったんだって。
セコンドに何回も同じ事聞いて。負けた事はもうわかってたんですけど、何で負けたのかピンときてなくて何回も同じ質問してました。」
 
–衝撃的なKOでしたが、映像はご覧になりましたか?
「見直すの嫌だったんですけど、後から見直してビックリしました。
試合終わった後は悔しいか分かんなかったですけど、映像見たら悔しさがこみ上げてきました。
落としちゃいけないのに落としちゃった事、メインイベンターで行くって事だったのに初っ端落としちゃって。」
 
–かなりショックは大きかった?
「もう辞めようと思いましたね。キックボクシングをもう辞めようと思って。
こんな自分がベルト持ってちゃ周りの人達に失礼だと思って。
でも、何もやらない時間を過ごしててもつまんない人生だなと思って、やっぱこの気持ちを払拭するのはキックで勝つしか無いなって。」
 
–悔しさを晴らすにはチャンヒョンに挑戦者まで上がってきて欲しいですか?
「まぁ、チャンヒョンが来てもどっちでも良いですね、次は。
裕樹選手でもチャンヒョンでも、たとえどちらかが負けたとしてもやりたいと思ってます。」
 
–裕樹選手、チャンヒョンの両方とやりたい?
「そうですね。」
 
–裕樹選手には以前対戦表明も出していましたが、今回チャンヒョンに勝てば挑戦者として迎える事になります。
「1回エキシビションでやったんですけど、あのローキックは5ラウンドもらい続けたら大変な事だなと。
でも戦うしか無いと思ってるんで。チャンヒョンとも裕樹選手とも。」
 
–初期のRISEから引っ張っている裕樹選手ですが、野辺選手から彼はどう見えてますか?
「1つの団体背負ってここまでやってきてるのは凄いなって思いますし、自分の先輩(吉本光志)も裕樹選手に負けてるのもあるんで、敵討ちもしたいです。
自分も団体を背負う人間になりたいなと思いますね。」
 
–吉本選手が負けた時(2010年12月)は実際に会場で見てましたか?
「吉本さん練習だと全然ロー効かないのに、あんなに効かせるなんてどんなローキックなんだろうって思ってましたね。」
 
–野辺選手もRISEは那須川天心だけじゃない事を証明する為に裕樹選手は乗り越えなければいけない?
「そこは絶対だと思います。裕樹選手には勝たなくちゃいけないと思ってます。勝しか道は無いと思ってます。」
 
–チャンヒョンにリベンジはしたいですか?
「勿論したいですね。」
 
–客観的に見てもチャンヒョンは以前よりも強くなっていると思いました。次に試合する時の怖さは無いですか?
「そうですね、前よりも強くなってましたね。あの時を思い出しちゃうとそういう風になっちゃうかもしれないですけど、もうそこは自分も負けを受け入れて戦うしかないですね。」
 
–挑戦者決定戦は野辺選手の前に試合をする事になると思いますが、試合は気になりますか?
「気にはなると思うんですけど、当日は目の前に相手がいるんで、終わってからですねそれは。」
 
–では、その目の前の相手である琢磨選手についてお聞きしますが、琢磨選手の印象は?
「コレと言って1発は無い印象なんですけど、ちょっとやり辛そうだなって。変な動きもするし。」
 
–現NJKF王者として乗り込んでくるので気合いも入っています。現王者として迎え撃ちますが気持ちはいかがですか?
「そこは絶対勝たなくちゃいけない試合だと思います。
勝負に絶対は無いですけど、絶対が無い中で絶対を作るのが格闘技だと思うんで。
チャンピオンになる人は絶対何か1つ強い物があるはずです。
対抗戦なので向こうも覚悟を持って来ると思うので、僕が潰したいですね。」
 
–先に琢磨選手にインタビューしていたのですが、野辺選手は戦ってみたかった相手だったそうでモチベーションは高そうです。
「戦ってみたかったって事は舐められてるって事なんで、もう2度と顔も見たくねぇって思うような試合をしたいですね。」
 
–今回は前回のイメージを払拭したいと思いますが、どんな試合がしたいですか?
「相手がもうやめてくれ、ギブアップっていうような試合をしたいです。
お客さんから見てもわかりやすい、アレやられたらやだなって試合がしたいです。
もう後が無いし背水の陣で前に進むしかないですね。」
 
–防衛戦に弾みをつけなければいけませんし、2連敗は許されないですよね。
「60㎏は沢山国内で揃ってるんですけど、その中で1人1人倒していって僕が天下統一して60㎏最強になりたいと思います。」
 
–今年は2試合目ですが今年の目標は?
「今年はとりあえず防衛する事が1番の目標ですね。そこから先はしっかり考えてないです。今年は目の前の1戦1戦をクリアしていきます。」


【イベント情報|7月17日 RISE118】
NJKF王者・琢磨 事前インタビュー『最高の舞台で最高の相手と最高の試合をして、僕が勝ってチャンピオンを証明する』

今大会のメインイベントに登場するNJKFスーパーフェザー級王者・琢磨の事前インタビューをお送りします。
怪我を乗り越え今年2月鈴木翔也を破り新王者となった琢磨。
RISE初参戦で野辺広大との王者対決に燃えています。

–RISE初参戦ですね!RISEにはどういった印象をお持ちですか?
「選手自体の印象に関してはチャンピオンクラスの人はみんな強いと思うし、今回一緒に出る村越選手とかダニロ選手とかも興味あって見てたりしてて。
今回自分が戦う野辺選手もそうだし、チャンピオンクラスの選手はみんな強いなって前から思ってましたね。
ルール的にはやっぱアグレッシブに攻めた方が好印象なのかなって見てて感じますね。」

–実際に会場でRISEを見た事はありますか?
「僕の所属ジムの松永選手がRISEでやった時にセコンド入ってて、その時見ててもやっぱアグレッシブだなーって思ったんで。
あと、最近だったら那須川選手とかの動画で結構見てたりするんで、凄いなって感じますね!盛り上がってる団体だなって思います!」

–試合のオファーが来た時はどういった心境でしたか?
「僕は日頃からいつ試合のオファーが来ても準備はしてるんですけど、RISEって聞いた時に野辺選手か花田選手だったらめっちゃ嬉しいなって!
野辺選手は僕の中で評価高い選手で、チャンピオンの中でも強いチャンピオンだと思ってるんで。」

–今、お話に出た今回の対戦相手の野辺選手についての印象を教えて下さい。
「試合決まる前からちょくちょく見てたりしてたんですけど、試合決まってから改めて見て蹴りがすごい上手い選手だなって感じてたんですけど、パンチも意外と上手く全体的にセンスを感じました。
お互いが持ち味を出せばすごい噛み合うんだろうなと思います。
気持ちの強い選手だと思うんで近い距離とか中間距離とかで噛み合ってお互い手数が止まらない試合になると思います。」

–琢磨選手の試合見て、どちらかといえばRISEに向いたスタイルだと感じました。あまり首相撲に付き合わずパンチを打つイメージを持ちました。
「首相撲有りのルールの中でやってて言うのもアレなんですけど、首相撲はあんまり好きでは無いし、周りからもRISEルールとかの方が向いてるんじゃないの?って言われます。
今、NJKFの団体に入っててチャンピオンである訳なので、その中で首相撲というのもしっかりやってかないといけないルールなんですけど、ルール的にはRISEルールの方が僕的にはやってて面白いんじゃないかって感じますね。」

–琢磨選手自身が得意な技はやはりパンチですか?
「そうですね。パンチっていう風に思われてるんですけど、最近、客観的に見て振り返ると圧力のかけ方なんじゃないかと。
ジムでスパーリングしてても普通の人には無い圧力があるって言われるんで。上手くいなしたりっていうのは逆に出来ないんで、圧力が強みですね。」

–チャンピオンになったのは今年ですね。それまで怪我があったみたいですが?
「そうですね、2年前に首の大きい怪我しちゃって、それで1年間試合ストップしてましたね。
首の脊髄損傷っていうかなり大きい怪我なんですけど、本当だったら腕とか足とか動かなくなっちゃってるんですけど、僕の場合は痺れだけで済んでるんで。
医者の人にはこれ以上悪化する事は無いと言われたんで。
最初続けるのはどうかなって言われたんですけど、自分の中で葛藤もあったし本当に格闘技好きっていうのもあったんで、続ける希望になりましたね。」

–復帰戦は怖くなりませんでしたか?
「いや、やっぱ1年間チャージしてたものがあったので復帰戦勝った時にどういったコメントしようかなとか考えてたんで。
どっちかっていうと怪我をした当初の方が精神的にきつい部分とか、進退かかってた部分とかかなりありましたね。」

–そこから辛い時期を乗り越えてチャンピオンになった時は喜びを爆発させてましたね。
「そうですね、僕、人生であんな泣いた事無いんじゃないかってくらい感情爆発しちゃって!ホント、泣こうとか思ってなくて、コメントとかめっちゃ考えてたんですけど自然と涙出てきちゃって、考えてた事と違う事言っちゃってたし、あの涙は自然と出てきましたね。
首を怪我した時の感情とかそういうのが一気に爆発しましたね。」

–今は団体のチャンピオンなので、RISEに出るとなると看板背負って出場する事になりますね。
「それも感じてますし、今ホントにキックボクシングの団体多くて日本チャンピオンて聞かれた時に日本チャンピオンの価値が問われてると思うんですけど、これからそれを証明していかないといけないという自負はあります。
僕はどちらかと言うとこのベルトと自分がチャンピオンていう証明をしていきたいというのをモチベーションに最近頑張ってます。」

–自分でどんどんチャンピオンを食っていきたい?
「そう思いますし、チャンピオン以外でも強いって言われる選手をどんどん倒していきたいっていうのがあるしそれが目標でもありますし、モチベーションでもありますね。今回、野辺選手は60㎏近辺でトップ選手だと思うんで、凄く楽しみでもあるし、自分の価値を証明していくのに良い試合だと思いますね。」

–ちなみにキックボクシング以外で何かお仕事はされてますか?
「町田の蒙古タンメン中本で働いてます。」

–飲食店で働いていて減量中はきつくないですか?
「あんまりラーメンは好きじゃないんで(笑)。なのにラーメン屋て働いてるっていう(笑)。
他の美味しい物食べたいなっていうのは時々思いますね。好きなもので勤めちゃってたら大変だと思うんですけど、僕、ラーメン好きじゃないんで(笑)。米とか肉の方が好きですね。」

–今回の試合に関してですが、試合展開はどうなると予想してますか?
「僕の持ち味の圧力を上手くかけていきつつ自分のペースに持ち込んでいけば勝機はあると思います。
とにかく今回勝って僕がチャンピオンていうの証明していきたいんで。展開的には圧力出しながらパンチを当てていきたいなって。」

–KOは狙っていきますか?
「そうですね、上手く当たればKO出来る相手だと思います。
パンチを修正かけてるんで、上手くコントロール出来ればKO出来るし、KOを狙っていきます。」

–野辺選手は3月の試合でKO負けしていてさすがに連敗はしたくないので気合いを入れてくると思います。
「僕も首の怪我した後の復帰戦はすごい気合い入ったんですけど、良い心境に持っていくかっていうのは本人次第だと思うんで。
緊張とか気負いもあると思うんですけど、野辺選手には最高の状態で来てもらって、僕も最高の状態に仕上げていくんで、お互い最高の試合して、その状態で僕が勝ちたいですね。」

–何か今回の試合でお客さんにアピールしたい事はありますか?
「僕の試合を見て何かを感じ取ってもらって、僕を見て人生頑張れるなって思ってもらいたいです。
僕はそう思わせてくれたのが周りの方たちだったので、僕はそれを周りの方たちに僕の存在で返していきたいと思ってるんで。」

–最後に試合の意気込みをお願いします。
「今回、RISE初参戦にも関わらず野辺選手という最高の強いチャンピオンと対戦させてもらう事になったんで、最高の舞台で最高の相手と最高の試合をして、僕が勝ってチャンピオンというのを証明したいと思ってるんで、僕の試合を見て熱いものを感じてくれたらすごい嬉しいんで、応援よろしくお願いします!」


≪RISE118 全カード≫
▼メインイベント SuperFight! -60kg契約 3分3R延長1R
野辺広大(1-siam gym/RISEスーパーフェザー級王者)
琢 磨(東京町田金子ジム/NJKFスーパーフェザー級王者)

▼セミファイナル スーパーフェザー級(-60kg)次期挑戦者決定戦 3分3R無制限延長R
裕 樹(ANCHOR GYM/RISE三階級王者)
チャンヒョン・リー(KOR/仁川ムビジム/同級1位、WKN-64.4kg級インターナショナル王者)

▼第8試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
村越優汰(湘南格闘クラブ/バンタム級1位、前RISEバンタム級王者)
工藤政英(新宿レフティージム/同級2位、前REBELS 55kg級王者)

▼第7試合 ライト級(-63kg)次期挑戦者決定戦 3分3R無制限延長R
麻原将平(パウンドフォーパウンド/同級1位、HOOST CUP日本スーパーライト級王者)
直 樹(BRING IT ONパラエストラ葛西/同級3位、2015年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級優勝)

<休 憩>

▼第6試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
宮崎就斗(TARGET/バンタム級3位)
佐野貴信(創心會/同級5位)

▼第5試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
一 輝(OGUNI-GYM/同級2位、元NJKFライト級王者)
北井智大(チームドラゴン/同級9位)

▼第4試合 DoA ROOKIES LEAGUE(-57kg)3分3R
泰良拓也(パウンドフォーパウンド/勝点0)
KEN・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM/勝点3)

▼第3試合 DoA ROOKIES LEAGUE(-57kg)3分3R
川手裕貴(建武館/JAPAN CUP 2015 -60㎏級優勝、第243回新空手道東京大会K-2トーナメント軽量級優勝/勝点0)
澤谷大樹(HAWK GYM/JAPAN CUP 2016 -60㎏級優勝、第252回新空手道東京大会K-2トーナメント軽量級優勝/勝点2)

▼第2試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
村山智耶(HAYATO GYM/フェザー級8位、2016年RISING ROOKIES CUPフェザー級優勝)
佐藤 駿(PHOENIX/2015年KAMINARIMON全日本大会-55㎏級優勝)

▼第1試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
皇 貴(インスパイヤードモーション/同級8位、2015年RISING ROOKIES CUPフェザー級優勝)
SEIDO(Team ORCA/ライト級13位)

▼オープニングファイト.1 バンタム級(-55kg)3分3R
村主直也(HIDE GYM)
金子 梓(新宿レフティージム)

※オープニングファイトを17時40分より予定/本戦は18時開始

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