【K-1】卜部功也、2階級制覇を目指しライト級への階級転向を宣言!!「ゴンナパーとやりたい!」
- 2016/9/22
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9月20日(火)東京・ホテルメトロポリタンエドモントにて、東京・国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP IN JAPAN 2016~スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント~」(※-60kgから表記変更)の一夜明け会見が行われた。
昨日のスーパー・フェザー級世界最強決定トーナメントではカリム・ベノーイ、パウロ・テバウ、大雅を下して優勝を果たした卜部功也。「昨日は本当に厳しい試合でしたけど、厳しい試合を三つ勝つことが出来てうれしく思います」と現在の心境を明かし、昨日の激闘を振り返った。
「1回戦で対戦したベノーイはタフな選手なので、ここで削られると日本代表決定トーナメントと同じになると思って、相手の攻撃をもらわずに一方的に攻めることに集中して、その通りにできました。
ベノーイのレベルがどう上がっていたかは分かりませんでしたが、僕はパンチの打ち込みだったり、手応えがあって、色々と試せたかなと思います。あの時に準決勝以降は勢いでいけるかなと思いましたね。
(小宮山の負傷欠場で準決勝の相手がテバウになって)ある程度、頭ではテバウと対戦することもイメージしていたので、どちらが来てもいけると思っていて、一方的に倒しに行けると思いました。相手が変わった不安は感じてなくて、上手く気持ちを切り替えて臨みました。
(蹴りは温存した?)僕自身、大雅君が一番勢いがあって、決勝に来る確率が高かったので、決勝でローを蹴りたかったんです。それで準決勝ではあまり蹴らずに倒しに行きました。決勝の短期決戦もプランの中に入っていて、強引に距離を詰めて(大雅に)自由に戦わせない、だったり、作戦通りに戦えたと思います」
昨年11月の初防衛戦では兄・卜部弘嵩にKO負けを喫して王座陥落。4月の日本代表決定トーナメントでも決勝で大雅に敗れるなど、最近は勝負所で星を落としていた功也。
それだけにトーナメント優勝後は珍しく全身で喜びを爆発させ「日本トーナメントの敗戦が今までにないくらい、どうしようもないくらい悔しくて、自分自身、何か変わらないと勝てないと思っていました。それで練習量もウエイトの量もあげて、ミットの打ち方も変えて自分の可能性を信じてトレーニングしていました」とすべてを変えて臨んだトーナメントだったことを明かした。
今回のトーナメントは優勝者に現王者・卜部弘嵩への挑戦権が与えられることになっているが、功也は挑戦権の辞退とライト級(-62・5kg)への階級転向を宣言。来年2月に開催される初代ライト級王座決定トーナメントへの出場をアピールし、スーパー・フェザー級王座への返り咲きではなく、2階級制覇を目標に戦っていくことを明かした。
「僕自身、試合が終わって一晩考えました。僕はトーナメントで優勝してタイトル挑戦権を持っているのですが、本当に…よく考えた結果、タイトル挑戦は辞退させていただきたいと思います。
(もう兄弟対決はやりたくない?)やはり同じ兄弟で、その気持ちもあるのですが、僕自身、スーパー・フェザー級(-60kg)という階級で試合をしていると、いつ計量を失敗してもおかしくないくらい、減量が厳しい状況でした。なので今回をもってスーパー・フェザー級(-60kg)の試合は卒業させていただきます。
僕が次目指すところは来年2月の初代ライト級(-62.5kg)王座決定トーナメントで、2階級制覇の夢を持ってエントリー出来たらなと思います。(K-1実行委員会にその旨は伝えた?)いえ、今の記者会見で初めて口にしました。なのでこれからどうなるかは分かりません。でも僕自身、スーパー・フェザー級(-60kg)でやるつもりはないです。更なる高みの2階級制覇を目指していきます」
すでに昨日の大会で山崎秀晃に勝利したゴンナパー・ウィラサクレックが初代ライト級王座決定トーナメントに名乗りを挙げているが、功也は「(ゴンナパーと)やりたいですね。ライト級で強いタイ人と戦いたいと思っていたので、こういう選手が出てきたのはうれしく思います」とゴンナパーとの対戦にも興味を示す。
過去に敗れているベノーイと大雅にリベンジを果たした上でのトーナメント優勝という最高の形でスーパー・フェザー級卒業を決意した功也の新たな戦いに注目だ!
コメント
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コメント (3)
ライト級はあついね!
てか、体の大きさ的には、ゲーオも余裕で、ライト級いけるよなw
ムエタイルールでゲーオvsゴンナパーでお願いできませんか。