【KNOCK OUT vol.2】梅野源治インタビュー公開「ロートレックはホンモノの強敵。だからこそやる価値がある!」4/1(土)

【興行名】KNOCK OUT vol.2
【日 時】2017年4月1日(土)
【時 間】開場・16:00  開始・17:00
【場 所】大田区総合体育館
【主 催】キックスロード

 

梅野源治インタビュー「トーナメントはドングリの背比べ。自分はホンモノの闘いを見せる」

4月1日(土)大田区総合体育館で開催の「KNOCK OUT vol.2」。ムエタイで最強の肉体を持つ男!KNOCK OUT史上最強の強敵!”鉄車輪”ロートレック・ジャオタライトーンと対戦!立ち技最高峰のタイトルのひとつ、ラジャダムナンのベルトを保持し、日本のみならず、世界の頂点に君臨する”KING”梅野源治のインタビューを公開!

・ロートレックは世界のトップ中のトップで大一番
・KO史上主義の空気に疑問
・ドングリの背比べ。ライト級トーナメントはレベルの低い選手の争い

梅野源治

ロートレックはホンモノの強敵。だからこそやる価値がある

-4.1「KNOCK OUT vol.2」の相手が超大物のロートレックに決まりました。

梅野「凄い選手をぶつけてきたなって感じですよね。ロートレックはタイのトップ中のトップ選手で、今のりにのってる選手。僕が負けているセクサンにはダウンを奪って2連勝してますし、ヨードレックペットにも勝っている。本当に価値がある対戦カードを組んでくれたなあ。また、これで強くなるなあと感じてます。」

-梅野選手としてはホンモノの強豪との試合は望むところなんですか。

梅野「世界的な強豪とやりたいですよね。僕はタイ以外でやってる強豪選手を割と知ってるほうだと思うんですけど、やっぱり一番強いのはタイ人。それで、タイ人以外で一番強い選手はとなると、外国人からも梅野と言われます。となると、自分の価値を上げていくには、タイのトップ選手に勝っていかないといけないんですよね。タイのランキングに入っている選手、チャンピオンクラスの選手とやっていきたい。そういう選手に勝っていったら、日本でもより認められるだろうし。」

-ロートレックはタイの本当のトップ選手で、前に出る圧力が非常に強い、強靭なファイタータイプの選手です。ロートレックの前に来る圧力は警戒するところ?

梅野「この試合が決まって、みんながロートレックは絶対に前に出てくると言いますが、僕はそうとも限らないと思ってます。まず1Rと2Rは様子を見てくる。それで3Rから前に出てポイントを獲りに来ると思うんですが、ロートレックは僕の過去の試合を見ている。僕は本来、前にガンガン出るファイタータイプのスタイルなんですが、相手のレベルが上がると、この前の試合(ワンマリオ戦)で距離を支配するテクニシャンタイプの闘いをしたように、相手に合わせてスタイルを変えれることを知っている。そして、ロートレックも相手に合わせてなんでも出来る選手。なので、ロートレックが僕の攻撃を外して、ミドル、前蹴りを使うテクニシャンのような試合をしたほうが勝てるなと判断した場合は、3Rからも前に出てこない可能性もあると思います。状況に合わせてどんな闘い方も出来る。それがトップ選手なんですよ。そこの攻防もぜひ注目してみて欲しい。」

梅野源治

-ロートレックの特に警戒しているところなどは。

梅野「特にパンチですね。そこで、前回の試合なんですが、ジャッジのポイントが49-47。1ポイントワンマリオにつけたジャッジがいましたよね。恐らく4Rにワンマリオのパンチが当たって、僕がぐらついたところで相手にポイントを付けたんだと思うんですが、それ以外は僕が一方的に攻撃していて、たった一発のパンチだけでポイントが付くのはおかしい。首相撲のブレイクの早さもそうなんですが、判定も50-47,49-46,50-45と三者三様でしたし、評価がぶれすぎなんですよ。選手の命運を握っている訳ですから、関係者はそのあたりをもっと勉強して欲しい。ロートレックの試合は本当に小さな差が重要な結果につながるので、そういうのが勝敗に響くのは嫌なんですよ。」

ライト級トーナメントは興味がないので勝手にやってくれ

-今回のイベントでは、梅野選手のライト級でトーナメントが始まりますが。

梅野「まったく興味がない。細かく誰が出るかは知らないですが、発表の際に名前が出てたのが、森井選手と町田選手ですよね。前回の試合お互いに勝てていない。日本人相手に勝ったり負けたりしている選手達の、たかが知れてるドングリが背比べするトーナメント。役割分担。レベルの低い選手は日本人同士で闘って、打ち合って、打ち合って、倒れたり倒されたりして盛り上げてくれればいいですよ。他の選手はタイのトップ選手に勝てないんで。僕はホンモノ同士の闘いで、打ち合いの中にテクニックがある、間違いなく世界最高峰の闘いをするので、そこを見て貰いたい。」

-かなり辛辣な評価ですね。

梅野「今の日本人選手は、『俺はKOしたぜ』とか、『KOしなきゃいけない』。とか言ってる選手が多いんですが、はっきり言ってそこがレベルが低いと思うんですよ。KOしたって言うけど、それはレベルが低い人同士だから出来るんだよって。まあ、そういうレベルの低い試合をやってるのはわかっていると思うんですけど。でもそういう空気を作ってしまうと、お客さんは結局そういう目で見ちゃいますよね。KO決着にならなければ、ああ駄目なんだなって。」

-人間には慣れがあるので、衝撃シーン連発を売りにしすぎると、飽きが早くなってしまうというのは課題です。長く継続して楽しんで貰うためには、競技への知識を増やして貰うというところも必要になってきますね。

梅野「KOが面白いものだというのは、僕も思っています。ただ、だから判定が駄目っていうのは違うと思う。そこを選手もわかったほうがいいと思うし、運営や解説もそこをどう伝えたらいいかを考えないといけないと思う。僕自身もっとKO出来る選手になったほうがいいし、判定でももっとアグレッシブに攻めて、伝えられる試合を出来るようにもっと考えたほうがいい。関係者みんなで考えていかないといけないテーマです。」

梅野源治

-話が戻りますが、もしトーナメントで活躍した選手が梅野選手との対戦を希望した場合は?

梅野「ドングリのチャンピオンになっても価値がないでしょ。そんなところで勝ったから僕に挑戦出来ると思うのが失礼なんですよ。例えばラジャダムナンと並ぶルンピニーのベルトを獲ってきたんなら価値がある。森井選手とか町田選手なんて僕の名前を出せる選手じゃないんですよ。トーナメントに出ている選手は誰とやらせろなんでいう資格のある選手じゃない。例えるなら就職活動と同じですよ。うちの企業は大学を卒業していないと試験に通りませんよ、って言っているのに、大学を卒業していない人が試験に来るようなものですよ。門前払いされるのは当たり前。それが一流企業だったら話すら聞いて貰えない。僕が持っているラジャダムナンのベルトは一流企業ですよね。これ以上いう必要はないと思うんですけど。」

梅野源治

-最後にファンの方にメッセージをお願いします。

梅野「ロートレックは世界中に認められたトップ中のトップ選手です。リスクを負ってでも前にいかないと勝てる選手ではないと思っています。今回の試合は本当にすべてを賭ける。どんなに攻撃が効いても、どんなに身体が痛くなっても絶対に気持ちは折れないし、すべてを賭けてぶつかりにいく。そういう試合を見せたいし見せるので、当日は会場で、一瞬も目を離すことのできない熱い試合をします。もう、ただただ楽しみに待っていてください。」

梅野源治

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KNOCK OUT
チケットぴあ https://goo.gl/u2IHC0
ローソンチケット https://goo.gl/pDV0qL

(KNOCK OUTリリースより©KNOCK OUT)


61.3kg契約 3分5R
梅野源治(PHOENIX)
ロートレック・ジャオタライトーン(タイ)

67.5kg契約 3分5R
健太(E.S.G)
ジャオウェハー・シーリーラックジム (タイ)

51kg契約 3分5R
石井一成(東京KBA)
矢島直弥(はまっこムエタイジム)

初代KNOCK OUTライト級王座決定トーナメント一回戦 3分5R
森井洋介(ゴールデングローブ)
宮越慶二郎(拳粋会)

64.5kg契約 3分5R
不可思(クロスポイント大泉)
水落洋祐(はまっこムエタイジム)

56kg契約 3分5R
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)
コーリー・ニコルソン(オーストラリア/ザ・ファイトセンター)

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