8月23日(火)東京・大久保にあるGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、8月20日(土)愛知・名古屋国際会議場イベントホール「Krush.68~in NAGOYA~」に勝利した選手が試合を振り返ると共に、今後の目標を語った。
この日の会見の会見は3部構成で実施され、第1部には8・20「Krush.68~in NAGOYA~」で勝利した選手たちが登場。まずはメインイベントで大岩龍矢を延長判定3-0で下し、-58kg王座防衛に成功した小澤海斗が試合を振り返った。
「結果的には勝ちでよかったけど、内容的にはクソ。1日でも早く、もっと強くならないと」そうコメントした小澤。「アグレッシブさが足りなかった」と反省点を語ったが、その原因は大岩のセコンドを務めた武尊に気を取られすぎたことにあったようだ。
「(武尊は)いるだけでムカつく。いま一番ムカつく相手で頭から離れない。アイツのことを考えなくてよくなるには、ぶっ飛ばすしかない」武尊へのリベンジ、その思いはますます強くなるばかり。
そのための関門の一つといえた大岩戦をクリアし、最後に相手を振り切ったのは「気持ちの部分。あれだけのアウェーは初めてだったけど、そこは気にならなかったし(手応えは)まあまあ」とも。
リマッチのタイミングは「すぐでいい」と語っているだけに、今後も小澤と武尊の因縁はK-1の重要なポイントとなりそうだ。
続いては、セミファイナルで中国のワン・ポンフェイから三日月蹴りで圧巻のKO勝利を収めた野杁正明が登場。
「試合前から言っていたKOで終われて満足してます。もっと強い相手とやりたかった気持ちもありますが、Krushと対抗戦をやっている中国の選手を倒せたのがよかった。僕はKrushで育ってきたので」
地元である名古屋での試合だけに「応援団の数も違いますし、やっぱり名古屋の大会は気持ちいいですね」とも語った野杁。次の目標は当然、K-1-65kg王座奪取だ。
9・19K-1代々木大会では王者ゲーオ・ウィラサクレックに山崎秀晃が挑戦。野杁は「僕はどちらにも負けているのでリベンジしなきゃいけない。ただ昔から『ゲーオに日本人として初黒星をつけるのは自分』と言ってきたので、それを実現したい」という。
現在は「いつタイトルマッチが組まれてもいいように、準備して、組まれた試合で相手を倒していきたい」と語った野杁。-65kgトップの一角として、今後さらに期待が高まりそうだ。
次に試合を振り返ったのは、チームドラゴン移籍第1戦で泰斗と対戦し、KO勝利を挙げた東本央貴。「凄いプレッシャーで、練習も大変だったので勝ててよかった。久しぶりに試合を楽しむことができました。楽しんでやったら勝てるというのがわかりましたね」という東本。
チームドラゴンでの練習は「何の練習でも限界を超えるまで追い込まれるので、逆に試合で余裕が出るようになりました」という。これまでは敵だった佐々木大蔵がセコンドにつくなど新たな環境で、チームメイトに祝福されたことが「素直に嬉しかった」と東本。
今後は「どんどん試合を組んでもらって、どんどんいい勝ち方して、どんどん有名になるのが目標です」と力強く語る場面も。さらに「K-1の62.5kgもメチャクチャ上がりたいです。華やかなので」という野望も。泰斗戦がインパクトのある勝ち方だっただけに、これからKrushでもK-1でも台風の目になる可能性は高そうだ。
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コメント (1)
小澤はキャラなのはわかるけど、やられてすぐそれってなんか違うような。